ノートPCの盗難被害について記者発表

平成23年10月7日

東京大学生産技術研究所

　本研究所教員が、インドネシアへ出張中の平成23年9月15日、用務先において鞄の盗難に遭い、その中に本研究所所有（登録）のノートPCが入っており、同教員が所属している研究室及び研究会関係者400名余りの方々の氏名、所属、職名、連絡先等を記したファイルを保存していたことが判明しましたので、ご報告いたします。

　当該PCは、ログインアカウントが一つでパスワードがかかってはいますが、結果的に個人情報を紛失するという事態を招き、関係の皆様には多大なご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。

　ファイル内に記されている方々には、文書にて報告を行うとともにお詫びを申し上げ、万が一、このことによる被害が発生した場合には、本研究所事務部宛て連絡いただくようご案内いたしました。

　今後におきましては、公の財産たるPCの管理に関する注意のみならず、個人情報及び職務上守秘・保護すべき情報の管理にかかわる注意を厳とするよう本研究所全構成員に改めて周知徹底し、再発防止に努める所存です。併せて、PCが盗難される可能性があることを想定し、情報守秘・保護のための具体策をとり、本研究所全構成員に指導してまいります。

　なお、現時点では、本件による当該個人情報の不正使用などの事実は確認されておりません。

　本学において、このような事態が起こったことにより、関係者の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけして深くお詫び申し上げます。

　今後、本学教職員に対して、あらためて個人情報の適切な取り扱いなどについて周知徹底するとともに必要な対策を講じて再発防止に取り組む所存であります。

東京大学理事・副学長（情報セキュリティ担当）
武藤　芳照