鉄道博物館と東京大学がデジタル レールウェイ ミュージアムを開催記者発表

鉄道博物館と東京大学がデジタル レールウェイ ミュージアムを開催
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平成23年11月8日
公益財団法人 東日本鉄道文化財団 鉄道博物館
国立大学法人 東京大学
公益財団法人 東日本鉄道文化財団 鉄道博物館(館長:関根 徹、以下、鉄道博物館)と、国立大学法人 東京大学(総長:濱田 純一、以下、東京大学)の大学院情報理工学系研究科(研究科長:萩谷 昌己、以下、情報理工)は、鉄道博物館の特別企画展「時間旅行展」の開催に合わせ、共同研究の成果による、新たな展示手法を提供する「デジタル レールウェイ ミュージアム」を開催いたします。
これまで東京大学情報理工が推進してきた博物館で活用すべき新しいデジタル技術の開発に鉄道博物館は共同研究者として参画してまいりました。「デジタル レールウェイ ミュージアム」は、本共同研究の成果を公開するものです。鉄道博物館と東京大学情報理工は、今後も、新しいデジタル技術の開発に貢献し、成果発表していく予定です。
1. 展示内容
① 電車の思い出のぞき窓
携帯端末を展示車両に向けると、展示車両に重なって現役当時の車両の姿が見えてきます。
② デジタル展示ケース~台車でGO!~
液晶ディスプレイで作った展示ケースの中に現われた電車の台車を、走らせたり透明化したりして、さまざまな角度から観察できます。
③ 時をかけるシート
電車のシートに腰掛けると、数十秒前の過去の自分と現在の自分が共存する3D空間が目の前に出現します。
④ ナビログ
携帯端末に入っているアプリを使って、ヒストリーゾーンの展示車両を巡るガイドシステムです。
⑤ デジタル「思い出ノート」
無人駅などに置かれている「思い出ノート」をデジタル技術で再現。来場者の思い出を博物館に残すことができます。
⑥ Post-Visit HAYABUSA Board
時間旅行展のはやぶさボードをデジタルアーカイブし、インターネット上で公開します。来場者自身が書き込んだはやぶさボードのメッセージを、館内施設、外出先や自宅からご覧いただきながら、会話の話題にすることができます。
http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/hayabusa2011/
2. 会場
埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
鉄道博物館 ヒストリーゾーン1F、コレクションゾーン2Fなど
3. 会場へのアクセス
JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
鉄道博物館へのアクセスの詳細は、以下にてご確認ください。
http://www.railway-museum.jp/access/index.html
4. 開催日時
展示は11月9日(水)より開始します。
各展示の公開日程・時間および館内公開場所の詳細は、
別紙(http://www.mr-museum.org/press/20111108_appendix.pdf)をご参照ください。
また、鉄道博物館 開館時間の詳細は、以下にてご確認ください。
http://www.railway-museum.jp/information/index.html
5. 料金
鉄道博物館の入館料のみ。
鉄道博物館の入館については、以下にてご確認ください。http://www.railway-museum.jp/information/index.html
<本件に関するお問い合わせ先>
公益財団法人東日本鉄道文化財団 鉄道博物館
担当:内田・葛西
東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室
担当:谷川・鳴海