PRESS RELEASES

印刷

省エネルギーを目指した、次世代ナノ・マイクロデバイスとシステムに関する東京大学社会連携講座の実施について記者発表

省エネルギーを目指した、次世代ナノ・マイクロデバイスとシステムに関する
東京大学社会連携講座の実施について

平成24年1月23日

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科
日本アイ・ビー・エム株式会社
川 崎 市

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(所在地:東京都文京区、研究科長:北森武彦)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:橋本孝之、NYSE:IBM)及び川崎市(市長:阿部孝夫)は、公益性の高い共通の課題解決、学術と社会の発展の推進及び教育研究の推進・充実を図ることを目的とする、東京大学社会連携講座の実施について、基本協定を締結することとしました。つきましては、本件について、記事掲載をぜひお願いいたしたく、ご案内申し上げます。

1 東京大学社会連携講座について
社会連携講座は、公益性の高い研究課題について、東京大学と企業等が共同研究を行うものであり、東京大学と企業等との契約に基づいて企業等が負担する共同研究経費によって運営されるものです。

東京大学と日本アイ・ビー・エム株式会社は、研究開発型企業向けインキュベーション施設である、かわさき新産業創造センター(KBIC)に社会連携講座を開設し、平成24年度より共同研究を行う予定です。社会連携講座による世界最先端の産学共同研究がKBICにおいて展開されることにより、市内企業との技術交流や人材交流を通じた市内企業の技術力向上など、市内経済への高い波及効果も期待できることから川崎市が支援するものです。
(1)講座名称  「省エネルギーを目指した、次世代ナノ・マイクロデバイスとシステム」
(2)講座目的  世界的な課題である省エネルギー化、循環型社会の構築などに対し、ナノ・デバイス工学を活用して省エネルギー情報処理に関する研究開発を行うこととともに、同分野と関連分野における大学院生の教育と国際的な若手人材を育成することを目的とします。
(3)実施場所  かわさき新産業創造センター(KBIC)  川崎市幸区新川崎7-7
(4)実施期間  8年間
(5)共同研究者  国立大学法人東京大学大学院工学系研究科
               日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所

2 今後の予定
平成24年
    3月下旬 KBIC研究棟竣工
    4月下旬 KBIC研究棟への東京大学社会連携講座の入居
    8月下旬 KBICクリーンルーム棟竣工
    9月下旬 KBICクリーンルーム棟への東京大学社会連携講座の入居

【本発表資料に関するお問い合わせ先】
国立大学法人 東京大学大学院工学系研究科 広報室
日本アイ・ビー・エム株式会社広報 (波岡)
川崎市 経済労働局産業振興部創造のもり担当(齋藤)

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる