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特別展示 「アルケオメトリア -考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る-」展 記者発表記者発表

特別展示
「アルケオメトリア -考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る-」展
記者発表

平成24年3月2日

東京大学総合研究博物館


平素は東京大学総合研究博物館の活動に対し、格別なるご高配を賜り、衷心より御礼申し上げます。

さて、このたび総合研究博物館では、特別展「アルケオメトリア -考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る-」展を開催する運びとなりました。

これまで、本館の放射性炭素年代測定室では、学内外の研究者、研究組織と連携して、モノがもっている様々な情報を取り出し、年代を明らかにするだけでなく、モノに関わったヒトの生活を描き出すための協働作業を行ってきました。たとえば、同位体(アイソトープ)を使うと、縄文人の食卓を想像することができます。また、漆製品に使われた漆が日本列島産であるか、大陸産であるかを識別することも可能になりました。さらに、X線CTや薄片観察、レプリカ法で分析することによって、土器や漆製品の製作技法に迫ることもできます。

このように、科学の眼でモノを見ると、思いもかけないことがわかってくることがあるのです。
華麗な考古遺物や美術工芸品を鑑賞しながら、科学の眼で透かし見た結果を楽しんでいただきたいと思っております。

つきましては、下記の通り記者発表をおこないます。また、一般公開に先立ち、同日午後4時より内覧会を開催いたしますので、併せてご案内申し上げます。

【記者発表】
日時: 2012年3月2日(金) 午後2時より
場所: 東京都文京区本郷 7-3-1  東京大学総合研究博物館 7階「ミューズホール」
出席者:西野 嘉章(東京大学総合研究博物館長)
     吉田 邦夫(東京大学総合研究博物館教授)

特別展ウェブサイト:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2012archaeometria.html

(問い合わせ先)
東京大学総合研究博物館 教授 吉田 邦夫

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