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東大生研次世代育成オフィス、昨年に引き続き高校で出張授業を開催記者発表

東大生研次世代育成オフィス、昨年に引き続き高校で出張授業を開催

平成24年11月24日

東京大学生産技術研究所

平素は、東京大学生産技術研究所の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
東京大学生産技術研究所は、産学が共同して青少年の科学技術に対する興味・関心の喚起・向上を図り、組織的・継続的なアウトリーチ活動等を企画し支援していく次世代育成オフィス(Ofiice for the Next Generation:ONG)を平成23年6月から設置しています。
次世代育成オフィスは、最先端の工学研究を題材に教育界への展開を試みており、中学校・高等学校で出張授業を実施しています。その大きな特徴は、研究の基盤となっている理科の知識を教えるだけでなく、産業界の協力のもと、工学と社会のつながりや役割・意義を見える形で伝え、科学技術と社会との接点を青少年に実感させることです。
このたび、本所の森田一樹教授による産業界(日本鉄鋼協会、日本鉄鋼連盟等)と連携した出張授業を、埼玉県立浦和第一女子高等学校にて開催いたします。同校では、昨年12月に本オフィスとしては初の出張授業を行っており、今回が2回目の実施となります。

日 時:平成24年11月24日(土)13:30~16:00
場 所:埼玉県立浦和第一女子高等学校 3F生物実験室
さいたま市浦和区岸町3-8-45
http://www.urawaichijo-h.spec.ed.jp/zennichi/gaiyou/map.html(参照)
講 師:東京大学生産技術研究所 教授 森田 一樹
講義テーマ:
「持続可能社会とものづくり」
講義概要:
これまで、我々は大量の資源とエネルギーを消費し、また多量のCO2や廃棄物を排出しながら、多くの“もの”を作ってきましたが、持続可能社会への移行には、社会の低炭素化に加え、材料・資源の循環促進が大きな課題です。講義では、ものづくり・素材産業の中で最も影響力の大きい鉄鋼業に焦点を当て、その製鉄プロセスの基本となる化学、環境負荷低減やリサイクル促進へ向けての取り組み、将来のありかたについて解説を行います。また、材料そのものの機能が持続可能社会へ導く例として太陽電池シリコンを取り上げ、現在、取り組んでいる革新的シリコン製造プロセスの研究や原理について説明します。

※報道関係の方で、当日お越しくださる場合は、事前に下記問い合わせ先にメールもしくはお電話にてご連絡願います。なお、機材搬入等で車の利用がある場合は、併せてお知らせください。

(問い合わせ先)
東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス 室長 教授 大島 まり

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