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秋田大学と東京大学生産技術研究所 学術交流に関する協定を締結記者発表

秋田大学と東京大学生産技術研究所
学術交流に関する協定を締結

平成25年1月23日

             国立大学法人 秋田大学
国立大学法人 東京大学 生産技術研究所

 平成25年1月31日、秋田大学(学長:吉村 昇)と東京大学生産技術研究所(所長:中埜良昭)は、学術交流の連携・協力に関する協定を締結いたします。

■ 協定の趣旨 ■
秋田大学と東京大学生産技術研究所は、両機関の持つ研究教育実績を活用し、相互の学術的人材交流を通じて、学術及び科学技術の振興と研究成果の社会還元に資することを目的に協定を締結することになりました。

■ 協定締結に至った経緯 ■
数多くの天然資源に恵まれた秋田県に拠点を置く秋田大学は、1世紀にわたる鉱山学の伝統と実績に始まり、先進医学と地域医療の充実・発展、さらに全国有数の学力水準を誇る小中学校教育の支援と強化を推進し、その成果を積極的に社会還元することを使命にしています。
一方、東京大学生産技術研究所は、日本を代表する最先端かつ最大規模の大学附置研究所であり、産業技術をはじめとする新技術の創出・蓄積と社会貢献において数多くの実績を誇り、世界的なレベルで研究教育活動が行われています。
これまで両大学は教員交流などを積極的に行い、資源・素材分野を中心に客員教授を相互に受け入れるなど数多くの交流を続けてきました。また、今年度から秋田大学が事業を実施する(独)日本学術振興会「博士課程教育リーディングプログラム“レアメタル等資源ニューフロンティアリーダー養成プログラム”」に、東京大学生産技術研究所附属サステイナブル材料国際研究センターが連携機関として加わるなど、両者の発展的関係を築き上げる様々な取組、連携を進めてきたところです。
そうしてこのたび、これまで培った学術交流に関する協力を契機とし、両機関が持つオリジナリティと特色、強みを最大限発揮するため、様々な分野での研究教育の交流による相乗効果を生み出し、社会からの多様な要請に応えることを目的に学術交流に関する協定を締結するに至りました。

■ 協定の概要 ■
1. 教職員等の人材交流のための協力
教職員や学生の交流を通じ、研究教育機会を拡大する。
2. 共同研究等の研究協力
関連する分野において研究開発を推進する。
研究施設、実習フィールド等を相互利用し研究教育資源の有効活用を図る。
3. 学術情報及び資料の提供
両機関の研究教育の発展に寄与する情報交換を行う。
4. 講演及びシンポジウムの開催
両機関の交流を深め、研究成果等の情報発信と知的資源を社会還元するための講演会、シンポジウム等を開催する。
5. その他本目的を達成するために必要な協力

■ 協定締結式 ■
日時:平成25年1月31日(木) 15:00から
場所:秋田大学 手形キャンパス 本部管理棟 第3会議室
    (秋田県秋田市手形学園町1番1号)
※協定締結式会場案内図参照
出席者:秋田大学…吉村昇学長、中田真一副学長、小川信明工学資源学研究科長、
柴山敦教授
東京大学生産技術研究所…中埜良昭所長、光田好孝副所長、
森田一樹 附属サステイナブル材料国際研究センター 教授
内容:趣旨説明、協定締結、写真撮影

■ 今後の予定 ■
学術交流に関する本協定の下に、教員・学生の積極的な交流、共同研究やフィールドワークを通じた研究教育の共同推進、講演会やシンポジウムの定期的な開催、学生参加型サマーキャンプの共同企画・開催など、広範な分野での連携を推進します。特に、秋田大学の県内関連施設、拠点を積極的に利用・提供し、学術分野を中心に東京大学生産技術研究所と相互発展するための活動を行います。


■ お問い合わせ先 ■
秋田大学 総務課 石井つくば(いしい つくば)
東京大学生産技術研究所 事務部総務課 副課長 尾迫雅英(おせこ まさひで)

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