FLY Program（初年次長期自主活動プログラム）の募集手続きの開始について記者発表

FLY Program（初年次長期自主活動プログラム）の募集手続きの開始について

平成25年3月11日

東京大学

このたび、平成25年度に開始する初年次長期自主活動プログラム「英文名称：FLY Program（Freshers’ Leave Year Program）」について、平成25年3月10日（日）の平成25年度東京大学入学者選抜第2次学力試験（前期日程）の合格発表を受け、本プログラムの募集手続きを開始いたします。【総長メッセージ 別添資料1】
　 本プログラムの事前申請の期間は入学手続期間と同じ日程で行われ、本プログラムの希望者は入学手続書類とともに事前申請書を送付することとなっています。正式な申請は、入学後の4月上旬、採用者の確定は4月下旬頃となる見込みです。
　 また、本プログラムの募集活動の実施に当たっては、趣旨に賛同された企業や非営利団体から後援をいただいております。今後、幅広く各界の御理解・御協力をいただきながら、本プログラムを推進していく予定です。

1．FLY Programの概要
★　報道発表資料（平成24年11月14日（水））【http://www.u-tokyo.ac.jp/public/pdf/20121114.pdf】

　○プログラムの概要
　 このプログラムは、欧米の大学の入学猶予制度に準じ、学生本人が1年間休学して行う主体的な活動を大学が支援する仕組みです。
　○プログラムへの応募資格等
　 平成25年4月入学者（教養学部前期課程への新入学者）を対象とし、募集する人数は若干名です。
　○経済的な支援
　 このプログラムにより活動を希望する学生は、必要な活動経費の一部支援を本申請の際に申し出ることができます。
　 この支援金については、本プログラムにより長期自主活動を希望する学生本人の意欲や計画内容等を厳正に審査し、適切な金額を決定する予定です。

★　「平成25年度FLY Program（初年次長期自主活動プログラム）募集要項」（平成25年
2月26日（火））【http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/PDF/flyprogram_2013.pdf】

2．事前申請期間
　　　 前期日程試験合格者　　平成25年3月12日（火）～15日（金）
　　　 後期日程試験合格者　　平成25年3月25日（月）～27日（水）
　　　　 申請に関する問合せ先
　　　　　　 教養学部等事務部学生支援課

3．企業・団体からの後援について　【別添資料2】
　　　 14社・団体等が後援（一部申請中を含む）

＜参考＞本プログラムに関する情報の詳細は、下記ウェブサイトを参照下さい。
　　　　　　 URL：http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/fly/index.html
＜本プログラム全般に関する問合せ先＞
　　　　 本部学務課教育改革推進チーム

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別添資料1

FLY Program（初年次長期自主活動プログラム）について

東京大学は、この春の入学者から、新しいプログラム『初年次長期自主活動プログラム「英文名称：FLY Program (Freshers' Leave Year Program)」』を開始します。
FLY Programは、入学した直後の学部学生が、自ら申請して1年間の特別休学期間を取得したうえで、自らの選択に基づき、東京大学以外の場において、ボランティア活動や就業体験活動、国際交流活動など、長期間にわたる社会体験活動を行い、そのことを通じて自らを成長させる、自己教育のための仕組みです。「プログラム」といっても、大学が学習メニューをつくって提供するものではなく、その内容は学生自身の主体的な判断によって決定されます。
欧米の大学では、入学前などの時期に、こうした「寄り道」を認める「ギャップイヤー」と呼ばれる仕組みが普及・定着しています。東京大学の取組は、これに準じた、日本での先導的な試みの一つとなります。「よりグローバルに、よりタフに」学生を育成しようとする東京大学の教育改革の一環として、FLY Programは重要な意義を持つものであり、後援くださる企業・団体をはじめ、各界から大きな期待が寄せられています。
このFLY Programに参加する学生には、与えられた問題を解く受験勉強から解放されて、自分たちが生きてきた世界とは違った価値や原理で動く社会を体験し、そのうえで、何のために、何を大学で学ぶかについて深く考えて欲しいと願っています。大学としても、参加学生による多様な活動への積極的な挑戦を応援していく予定です。
意欲のある皆さんの応募をお待ちしています。

東京大学総長　濱田純一

※同内容を、http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/fly/index.htmlにも掲載

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別添資料2

企業・団体からの後援について

私たちは、FLY Program の趣旨に賛同し、このような取組が日本全国に広がっていくよう協力します。

＜後援団体（平成25年3月現在）＞

【産業界】
一般社団法人 日本経済団体連合会
公益社団法人 関西経済連合会
公益社団法人 経済同友会
日本商工会議所
一般社団法人 日本貿易会
三井物産株式会社
株式会社 損害保険ジャパン
株式会社 三井住友銀行
新日鐵住金株式会社
株式会社 日立製作所

【非営利団体】
特定非営利活動法人 NICE（日本国際ワークキャンプセンター)
国際教育交換協議会（CIEE）日本代表部
公益社団法人 損保ジャパン環境財団

【公的機関】
文部科学省（依頼中）

※後援については、http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/fly/fly-support/index.htmlに掲載