「第2回ＩＡＥＡ原子力エネルギーマネジメントスクール」の開講について記者発表

「第2回IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」の開講について

平成25年5月27日

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科
　 独立行政法人日本原子力研究開発機構
一般社団法人日本原子力産業協会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 原子力人材育成ネットワーク

東京電力福島第一原子力発電所の事故以降も、原子力人材育成の重要性は高まっており、加えて原子力人材の国際化と国際的ネットワークの構築の必要性、またエネルギー政策や原子力政策、施設の安全対策等に係るマネジメントの重要性が世界的に再認識されております。
このような中、日本をはじめアジア諸国等の次代を担う若手人材（政策・規制実施部門の担当者、プロジェクト企画・管理担当者、技術者・研究者など、特に将来のリーダーとなることが期待される人材）にこれらのマネジメントに係る基礎能力を醸成することが必要であるとの認識のもと、国際原子力機関（IAEA）主催の「第2回原子力エネルギーマネジメントスクール」が5月27日から6月10日の約2週間、東京大学（本郷）と茨城県東海村において開催されます。
つきましては、下記のとおりスクールの開講式を実施いたしますので、取材を希望される場合は、別紙書式によりお申込みくださいますようご案内申し上げます。
ホームページ： http://www.nuclear.jp/nem2013/　

記

1. 開講式　　 平成25年5月27日（月）　午前10時30分～11時30分

2. 開催場所　　　東京大学　山上会館　大会議室

3. 注意事項　　
（1） 取材希望の方は、別紙申込書を5月24日（金）16時までにFAX願います。
（2） 当日は、午前10時00分までに上記開催場所2階ロビーへ集合願います。
（3） 身分証明書（又は名刺）と各社の腕章をご持参願います。
（4） 現地での写真撮影等は、担当者の指示に従って下さい。

【背景】
「IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」は、世界各国において将来原子力エネルギー計画を策定・管理するリーダーとなる人材の育成を目的としてIAEAが主催する研修コースです。本スクールはイタリア・トリエステで2010年よりすでに2回開催され、また、アラブ首長国連邦・アブダビにおいても2012年2月に中東湾岸諸国を対象として初めて開催されました。日本での開催は2012年6月の第1回に続き、今回が第2回目となります。
日本版の「IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」は、アジアの原子力発電新規導入国等における若手リーダーの育成を目的としており、我が国としてもIAEAや新規導入国等への国際貢献、国際的な人的ネットワークの構築への貢献等の観点から、原子力人材育成ネットワークの下の実行委員会を中心に、本年5月に第2回を開催する運びとなりました。

【実施体制】
主　催：IAEA　　　
協　賛：原子力人材育成ネットワーク、
開催地ホスト機関：日本原子力研究開発機構、東京大学大学院工学系研究科原子力専攻・原子力国際専攻、日本原子力産業協会