東日本鉄道文化財団と東京大学が「交通博物館、思い出のぞき窓」先行体験会を開催記者発表

東日本鉄道文化財団と東京大学が「交通博物館、思い出のぞき窓」先行体験会を開催 |
平成25年8月8日
公益財団法人東日本鉄道文化財団
国立大学法人東京大学大学院情報理工学系研究科
公益財団法人東日本鉄道文化財団(理事長:清野 智、以下、財団)と、国立大学法人東京大学 大学院情報理工学系研究科(研究科長:坂井修一、以下、東京大学情報理工)は、9月14日に開業する「mAAch ecute 神田万世橋」(開発運営:株式会社JR東日本ステーションリテイリング、代表取締役社長:三井 剛、以下、SR)の開業予定地周辺において、デジタル技術による新たな展示手法を用いた過去の体験システム「交通博物館、思い出のぞき窓」の先行体験会を開催いたします。
これまで東京大学情報理工 廣瀬・谷川研究室が推進してきた博物館で活用すべき新しいデジタル技術の開発に、財団が共同研究者として参画してまいりました(※1)。「交通博物館、思い出のぞき窓」先行体験会は、科学技術研究費助成事業(※2)の一環として、商業施設などにおける本格的な展示応用に向けて、研究の成果を用いた展示システムを先行公開するものです。今後、財団と東京大学情報理工は、本先行体験会の反応を踏まえて新しいデジタル展示手法の提案と開発を行い、成果発表していく予定です。
※1 http://www.mr-museum.org/
※2 廣瀬通孝(研究代表者):基盤研究(A)「行動誘発型拡張現実感」,平成25年度~平成27年度
1. 展示内容
■交通博物館、思い出のぞき窓
思い出のぞき窓は、時間を超えてその土地の過去の姿を体験できるシステムです。携帯端末をかざすと、「mAAch ecute 神田万世橋」及び隣接のJR神田万世橋ビルの前身である交通博物館(2006年に閉館)にタイムトリップしたかのように体験できます。交通博物館のエントランスやD51機関車、0系新幹線、御料車等の車両が展示されていた様子を、携帯端末越しに自由に見回すことができます。さらに時間をさかのぼり、明治時代にあった旧万世橋駅の様子を見ることもできます。
2. 会場とアクセス
「mAAch ecute 神田万世橋」開業予定地周辺(万世橋高架橋・旧万世橋駅周辺)
東京都千代田区神田須田町1-25-4(JR秋葉原駅より徒歩4分)
会場へのアクセスの詳細は、以下にてご確認ください。
(現在、開業プレオープンイベント「神田麦酒祭り(ビアアーチ)」を開催中)
http://www.maach-ecute.jp/
3. 開催日時
8月10日(土)、17日(土)
各日15時と17時から30分程度ツアー形式で開催します。
≪集合場所:JR神田万世橋ビルエントランス付近≫
4. 参加料金
無料
<本件に関するお問い合わせ先>
公益財団法人東日本鉄道文化財団 担当:誉田
東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室 担当:谷川