「サイエンスバスツアー in 福島　行って、見て、聞いて、食べてみよう！ ～お肉について丸ごと知る一日～」開催のお知らせ記者発表

2013年10月8日

東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

平素は、東京大学大学院農学生命科学研究科の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび東京大学大学院農学生命科学研究科附属「食の安全研究センター」は、平成23年度から行ってきた放射性物質汚染と被災地の畜産物の安全に関する調査事業の一環として、福島県農業総合センターおよびJA全農福島の協力のもと、福島県の肉牛農家や放射性物質の検査施設を見学し、福島牛焼肉を食べる標記バスツアーを一般消費者を対象に開催いたします。
本ツアーは、福島県で生産された牛肉をはじめとする農産物の安全性と品質について、一般消費者が実際に目で見て食べて実感し理解を深めていただくことを目的としています。食の安全研究センターセンター長の関崎勉教授の他、これまで同事業で消費者の意識調査を行ってきた細野ひろみ准教授、農学生命科学研究科の復興支援プロジェクトで農産物中の放射性物質汚染の実態調査等を行ってきた田野井慶太朗准教授が同行し、放射性物質や牛肉に関する疑問についてその場で解説を加えます。
食の安全研究センターは、平成23年度から、日本中央競馬会畜産振興事業の助成を受け、同事業を実施してまいりました。この事業では被災地の畜産物に対する一般消費者等の理解を深めることを目的とし、全国の消費者の意識調査を行うとともに、福島県やJA全農福島の協力のもと現地調査を行い、被災地の畜産物の安全性についてシンポジウムやサイエンスカフェ、ウェブ（http://www.frc.a.u-tokyo.ac.jp/）等を通して情報提供をしてまいりました。
　
つきましては、本件について、記事掲載を是非お願いいたしたく、ご案内申し上げます。

記

日　時：平成25年11月2日（土）　7時～21時
ツアー行程：東京大学農学部3号館前→福島県農業総合センターにて放射性物質分析見学→
JA全農福島直営　福島牛焼肉店「牛豊」昼食→JA全農福島直売所「愛情館」ショッピング→肉牛農家見学→東京大学農学部3号館前
定員：30名
参加費：3,000円（交通費、昼食代、保険料込み）
※報道関係の方は、お申込みの際にお知らせください。
申込方法：別紙参照
同行者：関崎勉（食の安全研究センター　センター長・教授）
細野ひろみ（農業・資源経済学専攻　准教授）
田野井慶太朗（放射性同位元素施設　准教授）他