記者会見「特別展示『驚異の部屋-京都大学ヴァージョン』東京展」記者発表
記者会見「特別展示『驚異の部屋-京都大学ヴァージョン』東京展」 |
2013年10月28日
東京大学国際本部
この度、東京大学総合研究博物館と京都大学総合博物館は、JP タワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」(日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館の協働による施設)において、11月1日(金)から特別展示『驚異の部屋-京都大学ヴァージョン』東京展を共同開催いたします。
本展は、京都大学総合博物館に収蔵された膨大な学術標本のなかから、主に旧制第三高等学校の遺産として
残されている自然史標本約五十点を選び出し、一般に公開しようとするものです。
ご存じの通り、京都大学と東京大学の両校は、いずれも長い歴史をもつ大学ですが、学術標本を用いた博物館
レベルでの協働企画展をおこなう機会に恵まれませんでした。また、大学博物館等協議会に加盟している国内諸館のあいだでも、本展のような、二館協働の本格的な特別企画が実現した例しはありません。現代社会における大学博物館の存在意義と学術的使命を広く社会へ伝えるために、そしてまた大学博物館に蓄積されている、
「博物資源」としての学術標本の再評価を促すためにも、本展開催の意義は少なくないと考えます。なお、「東京展」の会期終了後、本展は京都大学総合博物館を会場に「京都展」として公開が予定されています。
日時: 2013年10月31日(木)14:00より(受付開始13:30)
場所: インターメディアテク2階「ACADEMIA(レクチャーシアター)」
出席者:
西野 嘉章( インターメディアテク/東京大学総合研究博物館・館長)
大野 照文( 京都大学総合博物館・館長)
■展覧会基本情報
名 称:『驚異の部屋-京都大学ヴァージョン』東京展
会 期:2013年11月1日から2014年5月25日
時 間:11:00 - 18:00(木・金は20:00まで、入館は閉館時間の30分前まで)*時間は変更する場合があります
休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
会 場:インターメディアテク3階企画展示スペース「MODULE(モデュール)」
主 催:東京大学総合研究博物館+京都大学総合博物館
協 力:京都大学大学院人間・環境学研究科
入館料:無料
住 所:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
URL:www.intermediatheque.jp
■『驚異の部屋-京都大学ヴァージョン』展実行委員会
- 大野 照文 京都大学総合博物館館長
- 関岡 裕之 東京大学総合研究博物館インターメディアテク研究部門特任准教授
- 寺田 鮎美 東京大学総合研究博物館インターメディアテク研究部門特任助教
- 冨田 恭彦 京都大学大学院人間・環境学研究科教授/研究科長
- 永益 英敏 京都大学総合博物館准教授
- 西野 嘉章 東京大学総合研究博物館館長・インターメディアテク館長
- 松原 始 東京大学総合研究博物館インターメディアテク研究部門特任助教
- 松本 文夫 東京大学総合研究博物館ミュージアム・テクノロジー研究部門特任准教授
- 本川 雅治 京都大学総合博物館准教授
- 元木 環 京都大学情報環境機構/京都大学学術情報メディアセンター助教
- 山下 俊介 京都大学総合博物館特定助教
■展覧会に関する問い合わせ先
03-5777- 8600(ハローダイヤル)