PRESS RELEASES

印刷

文部科学省 新学術領域研究「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」公開シンポジウム記者発表

文部科学省 新学術領域研究
「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」
公開シンポジウム

2013年12月26日

東京大学医科学研究所附属病院
抗体・ワクチンセンター

文部科学省・新学術領域研究「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動(研究代表者 東京大学医科学研究所附属病院長・特任教授 今井浩三、代表事務局=東京大学医科学研究所附属病院 抗体・ワクチンセンター)」は1月30日(木)及び31日(金)に、一橋講堂 (学術総合センター2F)にて下記の通り公開シンポジウムを開催いたします。
「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」は、国内のがん研究者間の連携を図るとともに、個別研究として国際的な研究成果を生み出すための支援の仕組みを構築しています。共通基盤的な分野での支援を行うバーチャルな研究所という理念を掲げ、がんの克服を目指して運営を行なっています。
今回のシンポジウムは、がん研究支援活動における、およそ4年にわたる取り組みの成果を確認するとともに、個々の支援活動が個々のがん研究(者)にとってどれだけの意義があったのか、また今後のがん研究に、より一層貢献しうる支援活動とは何か、を議論します。できる限り研究者の要望に添った、具体的な議論の場にする予定です。
つきましては、本件について記事掲載および当日の取材等を是非お願いいたしたく、ご案内申し上げます。

日 時:平成26年1月30日(木)・31日(金)
場 所:一橋講堂(学術総合センター2F)
     〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-1-2(地図

プログラム:
【1月30日(木)】
12:50~13:00 開会挨拶

13:00~15:30 ミニシンポジウム「がん幹細胞」
座長: 赤司浩一(九州大学)
佐谷秀行(慶應義塾大学)
赤司浩一 (九州大学大学院医学研究院 病態修復内科学)
治療標的としてのヒト白血病幹細胞
石川文彦(理化学研究所 横浜研究所 統合生命医科学研究センター ヒト疾患モデル研究グループ)
急性骨髄性白血病の幹細胞を標的とした治療
千葉勉(京都大学大学院医学研究科 消化器内科学講座)
がん幹細胞と正常組織幹細胞を区別する分子の同定
山田泰広(京都大学 iPS細胞研究所/物質-細胞統合システム拠点)
iPS細胞作製技術を用いたがん研究
佐谷秀行(慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 遺伝子制御研究部門)
がん幹細胞の特性を標的とした治療戦略

15:30~16:00 休憩

16:00~17:10 若手研究者 Cutting edge 1
座長: 稲澤譲治(東京医科歯科大学)
今村健志(愛媛大学)
佐藤俊朗(慶應義塾大学医学部 消化器内科)指定演題
ミニ組織技術を用いた大腸がん幹細胞制御機構の解明
青木一洋(京都大学大学院医学研究科 時空間情報イメージング拠点)
分子標的薬抵抗性のシステム解析
吉本真(公益財団法人がん研究会 がん研究所 がん生物部)
肥満に伴う腸内細菌叢の変化が肝がんの発症を促進する

17:10~19:00 情報交換会 立食 会費3,000円

【1月31日(金)】
10:00~12:05 ミニシンポジウム「Tumor heterogeneity」
座長: 小川誠司(京都大学)
森正樹(大阪大学)
谷内田真一(国立がん研究センター研究所 難治がん研究分野)
がんゲノムの進化とtumor heterogeneity
波江野洋(九州大学大学院理学研究院 生物科学部門)
膵癌に関する臨床データを用いた数理モデルによる予後予測
三森功士(九州大学病院別府病院 外科)
大腸癌症例の原発巣および肝転移巣 癌細胞の統合的解析による多様性の解明
千葉滋(筑波大学 医学医療系 血液内科)
T細胞性リンパ腫の起源とその進化
宮野悟(東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター)
スーパーコンピュータで見るがんのヘテロ性

12:05~13:00 昼食

13:00~14:00 若手研究者 Cutting edge 2
座長: 河野隆志(国立がん研究センター)
井上純一郎(東京大学)
高橋達郎(大阪大学大学院理学研究科)
真核生物ミスマッチ修復機構とクロマチン動態、DNA損傷応答機構のクロストーク
河津正人(東京大学大学院医学系研究科 ゲノム医学講座)
ヒト悪性腫瘍における低分子量GTP結合蛋白質RACの活性化型変異
齊藤達哉(大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 自然免疫学)
NLRP3インフラマソームを介した炎症応答の理解とその制御

14:00~15:30 ポスター発表

15:30~16:20 特別講演
座長:宮園浩平(東京大学)
水島昇(東京大学大学院医学系研究科 分子生物学分野)
オートファジーの生理的意義と分子機構

16:20~16:30 閉会挨拶

プログラム詳細:別紙参照

定員:500名(参加費:無料)
※ご参加いただける報道関係の方は、恐れ入りますが下記e-mailアドレスまで事前にご連絡いただければ幸いです。事前に申込されない場合でも、当日直接会場にお越しいただければ受付いたしますので、是非ご参加ください。
2-ganshien[at]ims.u-tokyo.ac.jp
※本シンポジウムの詳細は、以下のウェブサイトからもご参照いただけます。
http://ganshien.umin.jp/seminar/symposium/000083/index.html

(問い合わせ先)
東京大学医科学研究所附属病院 抗体・ワクチンセンター
≪がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動≫
研究代表者 今井浩三(東京大学医科学研究所附属病院 病院長)
事務局担当 武居ゆり

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる