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懐かしの交通博物館をあなたのiPhoneでAR体験! ―「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」をリリース―研究成果

懐かしの交通博物館をあなたのiPhoneでAR体験!
―「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」をリリース―

2014年1月17日

東京大学大学院情報理工学系研究科

公益財団法人東日本鉄道文化財団(理事長:清野 智、以下、財団)と、国立大学法人東京大学 大学院情報理工学系研究科(研究科長:坂井修一、以下、東京大学情報理工)は、東京都秋葉原・万世橋の過去の姿を現地で追体験できるApple(※1)社iOS(※1)用アプリケーション「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」を、無償で提供開始いたします。本アプリケーションを用いることで、2013年9月14日に万世橋に開業した「マーチエキュート神田万世橋」(開発運営:株式会社JR東日本ステーションリテイリング、代表取締役社長:三井 剛)を訪れた利用者が、AR(拡張現実感)技術による新たな展示手法を用いて再現された万世橋の過去の姿を、iPhoneやiPad(※1)の画面越しにバーチャルに体験できます。
これまで東京大学情報理工 廣瀬・谷川研究室が推進してきた博物館で活用すべき新しいデジタル技術の開発に、財団が共同研究者として参画してまいりました(※2)。本アプリケーション「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」は、科学技術研究費助成事業(※3)の一環として、市街地・商業施設などにおける本格的な展示応用に向けて、研究の成果を用いた展示システムを公開するものです。今後、財団と東京大学情報理工は、本アプリケーションの反応を踏まえて新しいデジタル展示手法の提案と開発を行い、成果発表していく予定です。

※1 Appleは米国および他国のApple Inc.の登録商標です。iOSはCisco の米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。iPhoneおよびiPadはApple Inc.の商標です。
※2 http://www.mr-museum.org/
※3 廣瀬通孝(研究代表者):基盤研究(A)「行動誘発型拡張現実感」、平成25年度~平成27年度

1. 展示内容
■万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓
「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」は、時間を超えてその土地の過去の姿を体験できるアプリケーションです。マーチエキュート神田万世橋と隣接のJR神田万世橋ビル周辺に赴き、アプリに示されたポイントに立ちiPhoneやiPadをかざすと、前身である交通博物館(2006年に閉館)や、更にその前身である万世橋駅(1923年に焼失)にタイムトリップしたかのような体験ができます。交通博物館のエントランスやD51機関車、0系新幹線、御料車等の車両が展示されていた様子、並びに万世橋駅の駅舎、駅前の様子を、携帯端末の画面越しに自由に見回すことができます。

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「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」の体験イメージ

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「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」による交通博物館館内の体験の仕組み

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20140117_03交通博物館 エントランス(当時、上)と現地での体験(左)

2. 料金
アプリケーションのダウンロード及び使用は無料です。

3. 展示場所とアクセス
「マーチエキュート神田万世橋」
(万世橋高架橋・旧万世橋駅周辺)
東京都千代田区神田須田町1-25-4
(JR秋葉原駅より徒歩4分)
会場へのアクセスの詳細は、以下にてご確認ください。
http://www.maach-ecute.jp/access.html

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「マーチエキュート神田万世橋」外観

4. ウェブサイト
■アプリケーション配信URL
https://itunes.apple.com/jp/app/id739164204
「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」は上記のURLから無料でダウンロードできます。

■アプリケーション詳細ウェブサイトURL
http://manseibashi.com
上記のURLにて、アプリケーションに関する最新情報などを配信しています。

<本件に関するお問い合わせ先>
公益財団法人東日本鉄道文化財団 担当:誉田
東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室 担当:谷川

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