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国立大学法人東京大学がPRIに署名記者発表

掲載日:2019年4月2日

国立大学法人東京大学(総長:五神真/以下、東京大学)は、国連が提唱する責任投資原則(Principles for Responsible Investment/以下、PRI※)の基本的な考え方に賛同し、ESG課題(環境・社会・ガバナンス)を反映した投資を実践することへコミットメントを表明するため、国立大学として初めてPRIに署名しました。
 
 東京大学は、指定国立大学法人化に向けた構想の中で活用していくことを掲げたSDGs(Sustainable Development Goals:国連が採択した「持続可能な開発目標」)を資金運用の面からも推進するため、PRIの6原則を通じたESG投資を実践し、長期的な投資リターンの向上と持続可能な社会の実現の両立を目指してまいります。
  
PRI6原則
原則1:私たちは、投資分析と意思決定のプロセスにESG 課題を組み込みます。
原則2:私たちは、活動的な所有者となり、所有方針と所有慣習にESG 問題を組み入れます。
原則3:私たちは、投資対象の企業に対して、ESG 課題についての適切な開示を求めます。
原則4:私たちは、資産運用業界において、本原則が受け入れられ、実行に移されるよう働きかけを行います。
原則5:私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します。
原則6:私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。
 
PRI(責任投資原則:Principles for Responsible Investment)
  国連が2006年に公表した投資原則で6つ原則と35の行動が示されている。PRIに署名することにより、機関投資家は、PRIの原則に賛同し、ESG(環境、社会、ガバナンス)の課題を投資の意思決定に組み込むことを宣言することになる。

【お問い合わせ】
東京大学本部財務部経理課資金運用チーム
担当:平野、中西
電話:03-5841-2151、1238
E-Mail:shikin.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
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