演劇パフォーマンス『Play IMT (4)――プレイグラウンド』
本イベントでは、インターメディアテクというミュージアム全体が演劇の「プレイグラウンド」に変わります。東京大学総合研究博物館と世amI(せあみ)は、インターメディアテクを舞台に演劇創作を行う協働プロジェクト「Play IMT」を実施しています。本プロジェクトの第四弾イベントでは、英語の「Play」がもつ複数の意味のうち「遊ぶ」に着目した実験パフォーマンスを行います。
展示物と遊ぶ。展示空間で遊ぶ。そして来館者と遊ぶ――。俳優がインターメディアテクというプレイグラウンドでどこまで遊ぶことができるかは、その空間や展示されている物から刺激を受けた俳優の感性が身体を通じてどこまで表現されるのかという可能性に直結します。今回は、俳優というプレイヤーの可能性を最大限に引き出すために、俳優自身の発想を元に彼らがインターメディアテクでのみ創出することができる身体表現の実験に焦点を当てました。「Play IMT」では、これまで一貫して、着想段階から演劇創作のプロセスにインターメディアテクのコレクションや活動、集まる人々などを有機的に取り込むことで、いかなる演劇表現をミュージアム空間内に結晶化させられるのかを追求してきました。今回のパフォーマンスでは、「遊ぶ」というテーマを共有した複数のパフォーマンス・ユニットがインターメディアテク全館で展開します。プレイグラウンドとなったインターメディアテクでの特別な時空間体験を、俳優とともに遊ぶ感覚でお楽しみください。
日時:2016年4月1日(金)18:30-
4月2日(土)14:00- / 17:00-
4月8日(金)18:30-
4月9日(土)14:00- / 17:00-
*上演時間は各回約30分を予定
会場:インターメディアテク2−3階
参加費:無料 *事前予約不要
主催:世amI+東京大学総合研究博物館
演劇創作プロジェクト「Play IMT」
東京大学総合研究博物館と世amI(せあみ)は、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を舞台に演劇創作を行う協働プロジェクトを実施しています。本プロジェクトは、ミュージアム空間における演劇創作の実験です。インターメディアテクの学術標本やミュージアム空間のさらなる創造的な活用の可能性を探求するとともに、新たな演劇表現に挑戦していきます。その一環として、公開型の演劇創作プロセスを積み重ねるべく、「演じる」と同時に「遊ぶ、楽しむ」という意味をもつ英語の「Play」をキーワードに、関連イベントをインターメディアテク内で随時開催しています。