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共同研究により古文書群が大阪府指定文化財に [その他] (史料編纂所)

2018年04月04日掲載

 平成30年(2018)3月、和田家文書(みきたけもんじょ:個人蔵)が大阪府有形文化財(古文書)に指定されました。  
   和田家文書は、和泉国和田庄(現在の大阪府堺市南区)を拠点とする武士、和田氏が伝えた鎌倉時代から江戸時代に至る、総数104点の文書群です。内容は多岐にわたり、和泉地域の武士団の文書として日本史学研究上、たいへん貴重なものです。とりわけ、後醍醐天皇に始まる南朝方が発給した文書を多く含むことが、特筆すべき特徴となっています。
  和田家文書は近年、堺市博物館に寄託されましたが、その際、堺市博物館・文化庁・大阪府と東京大学史料編纂所との共同研究(共同利用・共同研究拠点 一般共同研究「大阪府所在中世史料の調査研究」2017年度、研究代表者・矢内一磨氏)により調査研究を進め、  文化財指定 へと至りました。  
    現在、堺市博物館にて開催中の企画展「堺市の指定文化財―古文書・典籍―」(2018年3月10日~4月22日)でも、和田家文書の一部が展示されています。今回の指定により、本史料が未来に亘り貴重な文化財として保全されていくことが期待されます。史料編纂所では、全国各地の自治体・博物館等と連携して、史料原本の調査・撮影といった研究の下支えとなる事業を営み、その蓄積を出版物やデータベース、あるいは図書室などから公開しています。


大阪府教育委員会「大阪府指定文化財の指定について」  説明書(PDF

矢内一磨・渋谷一成「新たに寄託された古文書について ̶史料紹介 和泉国大鳥郡和田文書(一)―」(『堺市博物館研究報告』36、2017年)(PDF

対象者: 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業



堺市博物館「堺市の指定文化財―古文書・典籍―」チラシ

今回指定の和田家文書の一部:元弘三年(1333)後醍醐天皇綸旨
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