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総合研究博物館本郷本館にて特別展示『最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり』内覧会が開催される

掲載日:2017年10月23日

実施日: 2017年10月19日

総合研究博物館本郷本館にて、特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」の内覧会が、平成29年10月19日に開催されました。
今回の特別展示は、日本とエチオピアの研究者の1980年代以来の長年にわたる共同研究の成果に基づき、ホモ属の系統が出現した250万年前ごろからホモ・サピエンスの出現までの人類進化の道筋と石器テクノロジーの発展について展示するもので、展示の中核をなすのは、エチオピア南部のコンソ遺跡から出土した、175万年前から80万年前ごろまでにわたる、アシュール石器文化期の研究コレクションです。また、250万年前のガルヒ猿人から8万年前のホモ・サピエンスまでの頭骨レプリカを空間配置した系統樹の一部は、エチオピア外では初公開となります。
記者発表では諏訪 元 総合研究博物館長が本展示について概要説明と記者との質疑に応じ、続く内覧会とレセプションでは学内外の関係者が多数出席され、盛会のうち終了しました。
 
東京大学創設140周年記念・国際共同特別展示
「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」
会 期:2017年10月20日(金)から2017年12月24日(日)まで
休館日:月曜日
時 間:10:00から17:00まで(入館は16:30まで)
会 場:東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)東京都文京区本郷7-3-1
     丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分・大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分
主 催:東京大学総合研究博物館
協 力:エチオピア文化観光省文化遺産調査保全庁
     コンソ古人類調査隊
     チョローラ調査隊
     ミドルアワッシュ調査隊
入館料:無料
URL:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2017sekki_description.html
 
【同時開催】
特別併設展示「人類先史、曙―東京大学所蔵明治期の人類学標本
常設展示「UMUTオープンラボ―太陽系から人類へ
 



レセプションにて挨拶する諏訪 元 総合研究博物館長

内覧会風景

特別展示開催を記念して日本とエチオピアの研究者等によるサインを掲示
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