FACEプログラム(ボランティアの方)

1プログラムの目的・内容

目的 
FACE(Friendship And Cultural Exchange)は、東京大学で学ぶ留学生が日本人*ボランティアと1対1で交流し、相互理解を深めるためのface to faceのプログラムで、事務局は東京大学国際化教育支援室 留学生支援室にあります。在日留学生と日本人(定住外国人を含む)との日本語による交流を通じて相互の友好と理解を深め、留学目的の円滑な達成に寄与するとともに、日本と諸外国との平和と友好発展に貢献することを目的とするプログラムです。

内容
登録内容を参考に、留学生支援室FACE事務局で、留学生とボランティアの1対1の「組み合わせ」を行います。「顔合わせ」の日程調整の連絡を、留学生とボランティアに、留学生支援室FACE事務局より行います。調整後、最初の「顔合わせ」を留学生支援室において実施します。その後は、各人の希望や状況を踏まえながら、無理のない範囲で活動を継続していきます。

登録申込資格
留学生との交流に関心のある日本人の方 
*18歳以上(高校生を含みません)の方に限ります。
*このパンフレット中の「日本人」とは、日本語がネイティブ又は同等の方を指します。
*「英語(やその他の外国語)を話せるようになりたい」など外国語学習を目的としたものや企業・団体等の異文化研修やビジネスを目的としたご参加、数ヶ月など決められた期間しか参加できないことが予想される場合には、登録をご遠慮いただいております。

 
2 プログラムへの登録方法

・本ホームページ上のプログラムについての案内をお読みいただき、活動内容についてご理解のうえ、ご登録をご検討ください。
登録日は月曜日(祝日、長期休業期間中を除く)となっております。
  第1・第3・第5月曜日:12:30-14:00
  第2・第4月曜日:17:00-17:30
・事前に、以下の登録日申込みにて、参加希望日をお知らせのうえ、お越しください。(登録締切は、各参加希望日前週の木曜日です)→登録日申込みはこちらをクリック

※学内者(日本人学生・教職員)については、予約は不要です。サポートデスクに直接お越しください。
※ご不明な点は、下記連絡先(メール・電話)にお気軽にお問合せください。お電話の際には「FACEプログラムについて」とお伝えください。
 
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 国際化教育支援室 留学生支援室 FACE事務局(第二本部棟3階333号室)
地図(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_40_j.html
 電話:03-5841-2592
 ファックス:03-5805-7807
 E-mail:face#ic.u-tokyo.ac.jp (#を@に変えて送信してください)

*なお、登録・活動開始時の顔合わせは、平日に実施いたします。平日日中に時間を取ることが難しい方のご登録はご遠慮いただい

 

3 参加者はどんな人?

東京大学の留学生や研究者、配偶者などが登録しています

東京大学に在籍する留学生が中心ですが、その他に外国人研究員、留学生や研究員の家族もいます。年間150人前後の外国人がこのプログラムに新規に登録します。
参加する留学生は、日本語で日本人と交流することを希望していますので、ボランティアの側に外国語の知識などは特に必要ありません。留学生との交流を希望する方なら、年齢や性別を問わず、どなたでも気軽に参加できるプログラムです。
最近は1年程度の短期留学生も増えてきましたが、本学の留学生の多くは大学院で学ぶ学生で、数年から5年、長い場合は10年近く在籍している学生もいます。しかし、長く日本に滞在していても、日本人や日本社会に触れる機会は意外に少ないのが現状です。せっかく日本で生活しているのですから、日本の人と交流する機会や日本語で話す機会を持ち、日本社会との絆を深めてほしいという願いが、このFACEには込められています。

一方、ボランティアは、広く一般に募集しています。本学関係者(学生・教職員・卒業生)のみならず、社会人の方、小さいお子さんのいる方、会社を退職した方など様々な方にご参加いただいています。多くは、ポスターやチラシやインターネットでFACEのことを知ったり、先にボランティアを始めた友人・知人から聞いたりして、FACEに参加しています。中には、ボランティア日本語教室や他のボランティア活動の経験者もいますが、ボランティア活動も初めてなら、留学生と話すのも初めてだという方もいます。
 

4 具体的な活動内容は?

(1) 希望される活動内容を選んでいただきます

このプログラムは、FACE事務局に登録に来ていただくことから始まります。お会いしてこのプログラムの趣旨を説明し、納得の上、登録していただいています。その際、希望される活動内容についてお伺いします。(留学生側にも登録時に同様の質問をします。)


(2) 顔合わせをします

それらの登録事項等をもとに留学生との組み合わせを行い、最初の「顔合わせ」の日時を設定します。顔合わせ時に相談員が留学生とボランティアを紹介します。


(3) 自由に活動していただきます

パートナーの学生と話し合いながら決めていただきます。会う頻度、時間、一緒に何をするか、すべてお二人に任されます。一緒に何をやっていくかを決めることが二人の関係の始まりです。軽いおしゃべりをしている人もいれば、かなり重いテーマについて話している人もいます。日本語の練習がしたい学生もいれば、日本社会や文化について知ることを希望している学生もいます。毎週定期的に会っているペアも、たまに会うだけのペアもいます。 皆、研究、仕事、家庭等お互いに考えなければならないことも多いので、組み合わせの数だけ事情の違いがあります。互いの都合の調整がどうしてもつかず、短期間だけの交流に終わる場合もあるでしょう。せっかくのいい関係が一方の都合で断ち切られることもあるでしょう。その一方で、家族ぐるみの長い交流になることもありますし、大学での生活が終わり帰国した後までも続く友情も、数多く育っています。


(4) その他の活動として

ボランティアの連絡会、セミナー等、適宜お知らせすることがあります。
このプログラムで決められている規則は特にはありません。参加者はみな大人ですから、交流のためのルールを定めなければならないとは考えていません。しかし、これまでの活動の中で生じた、留意が必要な点について以下に説明します。
 

5 ご注意いただきたい点

このプログラムは留学生に日本語を「教える」プログラムではありません

このプログラムは、留学生と日本人が日本語で1対1の交流をするプログラムです。確かに、留学生の大半は、日本人と交流することによって日本語が上達すればいいと考えています。しかし、交流によって日本語が上達するのは結果であって、目的ではありません。二人の間に、共通のものとして「ある」のが日本語なのです。日本語を「教える」のではなく、日本語を通して、日本について、相手の国について、双方の人やその背景となる文化について共に考えていくことが目的です。

このプログラムは、留学生の母国語を習うプログラムでもありません

語学交換というシステムがあります。また、交流の手段として、媒介語を使う方法もあります。それぞれいい点もありますが、このFACEプログラムの目的としているものは、あくまで日本語を通した交流です。ですから、英語その他の外国語を習いたい、話したいなどを目的としての申し込みはお断りしています。

 

6 登録に関してよくある問合せ

Q 仕事があるため、土日や平日遅い時間に登録に行きたいのですが。

A 登録、顔合わせ(初回マッチング)は、平日に来室していただいています。交流相手となる留学生・外国人研究員の多くも、平日・週末関係なく大変忙しい研究スケジュールの中で生活をしています。従って、ボランティア側も非常に忙しいスケジュールの方や平日フルタイムで勤務なさっている場合、交流が継続できないことが多いです。一対一交流は、なるべく長い期間、じっくりと交流を続けていただき、留学生とボランティアが関係性を構築していくことを目的としているため、ある程度平日のスケジュールがフレキシブルな方や、時間に余裕がある方に適したプログラムといえます。


Q 月に1、2回、土日しか交流できませんが、参加できますか?

A 留学生側も、あまり頻繁には交流の機会をもてない場合がありますので、登録・顔合わせのために平日来室することができれば、登録自体は可能です。ただし、留学生は週一回程度、1~2時間などじっくりと交流をしたいと希望している者が多いので、ご紹介まで長期間お待たせしたり、実質的にご紹介が難しい場合もあります。また、ご登録の際に「交流可能スケジュール」などをお伺いし、安定した交流が難しいと判断させていただいた場合、登録をご遠慮いただく場合もありますことをご理解ください。


Q 東京大学のキャンパス(本郷、駒場、柏、白金等)からは離れた場所に住んでいます。プログラムに参加することはできますか?

A 加していらっしゃるボランティアのなかには、千葉県や神奈川県、茨城県など、キャンパスから1時間以上離れた場所に住んでいる方もいらっしゃいます。ただし、この場合は、交流のために、キャンパス近辺まで来ていただくことが条件となります。尚、交通費等の支給はしておりませんので、ご理解ください。


Q 交流相手の出身国や言語を指定したいのですが。

A ご指定いただくことはできません。特定の国の人との交流を希望される方もいますが、このプログラムはさまざまな国の人と日本語で交流することを目的としており、語学の学習や特定の国の人の紹介をするプログラムではないことを予めご理解いただきたいと思います。


Q 他大学の学生です。プログラムに参加することは出来ますか?

A 可能ですが、留学生の大半は、大学院生で年齢が比較的高く(20代半ばからそれ以上)、さらに、学生同士の交流の場合は、同じキャンパス内での交流を希望する場合が多いです。その結果、他大学の、特に年齢の若い方との組み合わせは、困難なことが多いです。


Q 一時的に時間に余裕があります。短期間の交流は可能ですか?

A 留学生との組み合わせに時間がかかる場合もありますので、あらかじめ交流可能な期間が限定されている場合は、組み合わせができません。数ヶ月後には現在の生活スタイルが変わる予定がある(就職や引っ越しをされるなど、時間が限られることが予定されている)場合は、状況がある程度判明してからのご登録をお勧めいたします。


Q 登録してから、交流を開始するまで、どのぐらい時間がかかりますか?

A 留学生側の登録は、主に4月・5月・9月・10月頃に集中します(4月、9月に新入生を迎えるため)。従って、この時期にご登録いただいた場合は、比較的早くご紹介できる場合が多いです。ただし、ボランティアが多忙であったり、遠方に住んでいる場合などは、組み合わせが難しく、ご紹介できかねる場合もあります。


Q 留学生側は、どのような交流を希望しているのですか?

A 留学生が希望する交流は様々です。また、交流を通じて、相手との関係の中で交流内容が変化していくこともあります。共通しているのは、ある程度、期間的・関係的にも安定した継続的な交流を希望している点です。


Q 顔合わせ前に相手のプロフィールを知りたいのですが。

A 留学生、ボランティア双方に、事務局から事前に相手の情報を提供することはしていません。顔合わせの際に、直接情報の交換をしていただいています。顔合わせ当日までのお楽しみとご理解ください。
 

7 活動中によくある問い合わせ・疑問など

Q これまでと状況が変わり、以前と同じようには会えなくなりました

A そもそもこのプログラムでは、交流の形を決めていません。最初に会った時から時間が経つにつれ、双方ともに事情は変化してきます。これまでより会う回数が減ってしまうこともあるでしょう。また、会う場所を変えることもあるでしょう。どうしても時間がなくて会えなくなったので、メールの交換をしている人たちもいますし、日本での交流がどのような形であったにせよ、帰国後も良い関係が長く続いている人も多数います。ですから、互いの状況の変化があったからといってすぐあきらめず、他の方法を探してみてください。きっと何か方法があるはずです。


Q 初めに話し合ったこと以外のことをしてもいいの?

A 最初に話し合った時から、時間が経ち状況が変わっていくにつれ、交流の内容も変わっていくのはごく自然なことです。また、留学生も、最初は「日本人と1対1で交流する」ことの意味がつかめず、とりあえず頭に浮かんだことを「やりたいこと」と言った可能性もあります。何度か会って話していくうちに「交流」の意味がつかめた留学生が「交流」に求める内容を変化させていくのはよくあることです。1対1の大学構内だけの関係から、家族で家に遊びに行くような関係になることもあれば、ホームステイをしたり、留学生の国を訪ねたりするような関係になることもあります。お二人のペースで、楽しいと思える交流を続けていただけたらと思います。


Q 自分の手に余るようなことを期待された時は、どうすればいいでしょう?

A 「何をして欲しいですか」「一緒に何がしたいですか」と留学生に質問したとき、論文の校正をしてほしいとか、日本語の文法を教えて欲しいなどと想像以上の要求をされることがあるかもしれません。事務局ではプログラムの趣旨は説明しているのですが、交流のいろいろな場面で、無理だと思われることを頼まれることがあります。できるだけのことはしてあげたいと思うのは人情ですが、背負いきれない荷物を背負っての交流は長続きしません。そのときには、自分ができると思われる範囲のことをはっきり伝えてください。ただ、「自分のできると思われる範囲」の拡大を少しずつ試すのが交流の楽しさでもあります。反面、自分が良かれと思ってしていることでも、果たしてこれでいいのか、相手に対する押し付けになっているのではないかと考えてみることも大切でしょう。どちらの場合でも、時々、相手と率直に話し合うといいと思います。交流は、すぐに結果を出さなくてはならないものではありません。共に過ごす時間は、互いにとって大切な人生の一部です。相手を思いやる心の表現の仕方を知ることは、交流によって得られる貴重な財産だと思います。


Q 交流をしてみたら面白いので、ほかの人とも交流したくなったら?

A 一人の人といい関係を保ちながら他の人と交流することは、もちろん可能です。時間的な余裕ができましたら、ぜひお申し出ください。2人目、3人目の人と交流している方も多数いらっしゃいます。ただし、あくまでFACEは1対1の交流ですので、まとめて複数の方と会うのはご遠慮ください。また、FACEの交流相手から友人を紹介されることもあるでしょう。もちろんその方との交流も大事なものだと思いますが、FACEプログラムの交流とは別とお考えください(なお、活動の場として、学内の施設の中には一般の方の立ち入りができない場所がございます。Go Globalセンターは、FACE交流の目的では、ご利用可能です)