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教育学部グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム

掲載日:2015年3月31日

実施日: 2015年03月08日 ~ 2015年03月13日

教育学部では、部局間協定校との初めての学生交流プログラムとして、3月8日(日)から4泊6日の日程で、ストックホルム大学教育学部を訪問する「グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム」を実施しました。本プログラムでは、学生交流に加え、ストックホルム大学教育学部と教育学研究科・教育学部共催の国際シンポジウム「Education in the Era of Globalization(グローバル時代の教育)」において本学の大学院学生が研究発表を行い、学部学生も研究発表を行いました。
 
学部学生12名は、北村友人准教授をはじめ教職員3名のもと、現地では3日間にわたるプログラムを通じて、ストックホルム大学の大学院学生と行動を共にしました。1日目は、学生会館における両校の紹介の後、ストックホルム大学のボランティア大学院学生10名ほどの案内で大学食堂などを見学するキャンパスツアーと市内見学が実施されました。2日目の国際シンポジウムでは、午前の教員による研究発表に続いて、午後は大学院学生・学部学生による研究発表の時間が設けられ、本学の学部学生が3グループに分かれて研究発表を行いました。発表後の質疑応答では、両大学の学生および教員から質問とともに好意的なコメントが寄せられました。その後、夕刻には学内でレセプションが行われ、良い懇親の機会となりました。学部学生は、英語で発表する経験が初めてとなる人も多い中、堂々とした発表を行っただけでなく、シンポジウムの休憩時間およびレセプションの折には、ストックホルム大学の大学院学生や教職員との話の輪に積極的に加わる意識の高さも見せました。最終日の3日目は、ストックホルム大学の教職員とボランティア大学院学生同行のもと、現地小・中学校と教育庁を2グループに分かれて訪問見学を行い、訪問先の学校では、詳しい説明とともに、見学する時間が十分に設けられ、質問に対しても丁寧に回答して頂きました。
 
今回のプログラムでは、ストックホルム大学の大学院学生との学生交流・意見交換、さらに現地学校・教育庁の訪問を通じて、参加した学部学生はグローバル時代の教育のあり方について理解を深めました。また、教育学部における初めての部局間協定校との学生交流プログラムとして大変有意義なものとなりました。
 

関連URL:http://www.p.u-tokyo.ac.jp/



シンポジウムの光景

大学食堂で現地学生と昼食をとる参加学生

訪問先の学校を見学する参加学生
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