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H27年度 体験活動プログラム活動報告会開催

掲載日:2016年3月4日

実施日: 2016年02月29日

2016年2月29日(月)、本郷キャンパス鉄門記念講堂にて、体験活動プログラム活動報告会を開催しました。プログラムに参加した学生、学生を受け入れた学外関係者及び本学教職員等約160名が出席しました。

まず五神真総長より、多様性の尊重や自己を相対化する視野を養う体験活動の重要性と、学生に成長の機会を与えてくださった受入関係者への謝辞が述べられました。

続いて、本学教育学研究科の大久保圭介さんが体験活動プログラムの福井県池田町での地域文化体験プログラムに同行し、観察やインタビューから考察した体験活動プログラムの効果・評価に関する報告があり、5つのプログラム(シンガポール「シンガポールでビジネスを学んでみよう」、日本近海「測量船による海洋観測実地体験」、アメリカ「世界の情報発信の中心地、ニューヨークの脈動を体感してみよう」、東京都「東大病院入院中の難病の子どもの家族を支援するドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンのインターンシップ」、徳島県「陶板複製名画美術館を体験する」)に参加した学生が、体験活動から学んだことや将来に活かしたい経験等について報告しました。
学外機関からは、東大同窓会淡星会からビデオメッセージを頂き、海上保安庁の中林茂様、ニューヨーク銀杏会の廣川謙一様、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの弘中信治様が、学生を受け入れた感想などをお話しくださいました。

最後に南風原朝和理事・副学長より、プログラム参加学生の変化、成長、困難への対応を客観的に評価する取組についての説明と、受入関係者への感謝の言葉が改めて述べられました。

報告会後の懇談会は、学内外の関係者が活動を振り返り、意見交換をする有意義な交流会となりました。今年度の報告会及び懇談会を実施するにあたり、約20名の学生が企画・立案、当日の司会、受付及び会場案内などの役割を担い主体的に運営に参画したことは、本プログラムにおける成果の一つとなりました。

なお、今年度から体験活動プログラムの発展に顕著な功績のあった個人・団体に感謝の意を表し功績をたたえる「特別功労賞」を創設し、東大同窓会さつき会アメリカの大迫政子様、青森県深浦町の山本千鶴子様、新岡農園の新岡重光様、大塚国際美術館様、東京都立北特別支援学校東大こだま分教室様5件の個人・団体が受賞されました。

関連URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/h19_j.html



発表の様子

司会の遠藤章仁(左)と瀧川翼(右)

総長から特別功労賞記念品の授与
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