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第13回日中学長会議を広島で4年ぶりに対面開催

掲載日:2023年12月11日

 2023年11月28日(火)、29日(水)の2日間にわたり、第13回日中学長会議が広島大学の主催により4年ぶりに対面で開催され、本学からは藤井輝夫総長、林香里理事・副学長、渡邉聡総長特任補佐が出席しました。
 開会にあたり、日本側幹事校として藤井輝夫総長より、中国の思想家・孔子の言葉である「朋有り遠方より来る。また楽しからずや」を引き、コロナ禍を経て4年ぶりの対面で開催ができたことへの賛辞と、学友の意味を持つ「朋」とますますの交流を期待する旨の開会挨拶がありました。
 本会議では、「多様性と融合~これからの時代に求められる人材と高等教育~」のテーマのもと、「ポストコロナの新しい大学教育・ICTの活用」および「気候変動・地球規模課題への挑戦」を議題として日中各大学の発表と活発な議論が行われました。本学は「気候変動・地球規模課題への挑戦」の議題にて、2021年9月に公表した本学の行動指針である2050年までにカーボンニュートラルを達成する「Race to Zero」キャンペーンに日本で初めて参画した国立大学として、「東京大学サステイナブルキャンパスプロジェクト(TSCP)」を立ち上げ、本学のCO2排出量の削減を実施している等の取組みについて発表しました。これに対して、日中の各大学より高い評価のコメントをいただきました。

 日中学長会議は、2年に1度日中交互に開催しており、次回は2年後の2025年に、華中科技大学(中国・湖北省武漢市)で開催されます。

日中両国からの参加機関は以下のとおり;
<日本側(19大学5機関)>
北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、金沢大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、九州大学、愛知大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、立命館大学、早稲田大学、文部科学省、日本学術振興会、日本学生支援機構、大学改革支援・学位授与機構、科学技術振興機構

<中国側(18大学1機関)>
北京大学、北京航空航天大学、北京師範大学、南開大学、天津大学、東北大学、吉林大学、ハルピン工業大学、大連理工大学、南京大学、浙江大学、中国科学技術大学、厦門大学、華中科技大学、西安交通大学、中山大学、駐日中国大使館[オブザーバー参加]華南理工大学、華北大学、大阪総領事館
※華南理工大学は第14回から正式なメンバー校となります。

<日中学長会議概要>
 日中学長会議は、日中双方の大学長が一堂に会し、共通の課題等を話し合うことにより、日中の学術交流・学生交流の促進に資するのみでなく、両国大学教育・研究の新しい在り方を模索し、日中両国の高等教育について議論する場となっている。本学は、北京大学とともに幹事校(調整機関)として、会議運営に携わっている。

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