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岩澤雄司名誉教授が国際司法裁判所(ICJ)所長に選出

掲載日:2025年3月5日

岩澤雄司名誉教授が国際司法裁判所(ICJ)所長に選出されました。

2025年3月3日(月)、国際司法裁判所(ICJ)において裁判所長選挙が行われ、本学名誉教授の岩澤雄司ICJ裁判官が選出されました。
 
国際司法裁判所長の日本からの選出は、小和田恆氏(2009年~2012年)に続いて2人目となります。
 
国際司法裁判所は、国際法に基づく裁判で国家間の紛争を平和的に解決することを任務として1945年に設立されました(前身は国際連盟期の1921年に設立された常設国際司法裁判所)。15名の独立・公平な裁判官により構成される国連の主要な司法機関であり、その判決や勧告的意見には高い権威が認められています。

岩澤名誉教授は、1996年4月から本学総合文化研究科助教授、1997年10月から同研究科教授、2005年10月から本学法学政治学研究科教授を務め、2018年6月に同裁判所裁判官に就任しました。これまで約7年間にわたり、ますます大きな役割を果たすようになってきている同裁判所において、裁判官としての職責を果たされてきました。今回の同裁判所長への選出は、同裁判官のこれまでの貢献への高い評価を示すものです。
 
東京大学憲章に掲げられている理念である「世界の公共性に奉仕する大学」として非常に誇らしいことです。

岩澤名誉教授の今後の更なるご活躍を祈念いたします。


岩澤雄司名誉教授

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