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門脇孝名誉教授が欧州糖尿病学会のClaude Bernard Awardを受賞

掲載日:2020年11月16日

 このたび、門脇孝名誉教授が、欧州糖尿病学会(EASD)の最高賞にあたるClaude Bernard Awardを受賞しました。
また、本受賞に際し、第56回EASD年次総会において「52nd Claude Bernard Lecture:What is type 2 diabetes? A long journey to seek the truth」と題した記念講演を行いました。

 これまで、一貫して2型糖尿病の分子機構の研究に従事し、2型糖尿病の遺伝学、インスリン抵抗性の分子機構、アディポネクチン受容体の同定とその機能解析をはじめ、数々の金字塔的な業績をあげてきました。本受賞は、糖尿病研究の分野において、長年に亘る第一人者としてのリーダーシップと卓越した学術的貢献が高く評価されたことによるものです。

 門脇名誉教授は、大学院医学系研究科 代謝・栄養病態学(糖尿病・代謝内科)の教授として、研究、教育、診療に尽力し、現在は、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院の院長を務めています。


※欧州糖尿病学会(EASD:European Association for the Study of Diabetes)は、1965年に設立されたドイツに本部を置く糖尿病および関連疾患分野の学会で100を超える国々の専門家らが所属する世界最大規模の国際学会です。

※Claude Bernard Awardは、糖尿病研究において革新的なリーダーシップと生涯にわたる業績が認められた個人に授与されます。第1回の1969年から今回で52回目となるEASDの最も伝統と権威のある賞です。

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