松平浩特任教授が第74回「保健文化賞」を受賞

医学部附属病院 22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ＆マネジメント講座の松平 浩（まつだいら こう）特任教授が、第74回「保健文化賞」を受賞しました。本賞は、昭和25年に創設された歴史と伝統のある賞です。厚生労働大臣賞（表彰状）などの贈呈式は12月に予定されています。

・厚生労働省プレスリリース

  

受賞内容

業績

従来の人間工学的対策だけでなく、心理社会的要因への対策の必要性について先駆的かつ一貫した研究を実施し、労働災害が増加傾向にある第三次産業での腰痛をはじめとする筋骨格系疾患の予防・改善に貢献している業績が認められ受賞にいたりました。

保健文化賞について

本賞は、昭和25年に創設された歴史と伝統のある賞です。創設当時、課題となっていた結核などの感染症や栄養失調にはじまり、現在では、がんや生活習慣病などの慢性疾患、高齢化にともなう高齢者・障がい者福祉、海外での医療や疾病対策など、時代ごとのさまざまな課題に対して継続的に取り組んできた個人および団体に授与される名誉ある賞です。
（主催：第一生命保険株式会社、後援：厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団）

・第一生命保険株式会社HP
 

研究に関するプレスリリース

・慢性腰痛に対するモバイルアプリを用いた新たな患者教育と運動療法の効果
（2022年5月16日 JMIR mHealth and uHealthに掲載）
・介護士の頑固な腰痛 ～心身のストレス反応と腰を大事にする行動が強く関係～
（2019年3月21日 Journal of Pain Researchに掲載）