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総合文化研究科の野口准教授が稲盛科学研究機構「InaRIS」の最初のフェローに選出

掲載日:2020年4月13日

 本学大学院総合文化研究科の野口篤史准教授が、公益財団法人稲盛財団による研究助成プログラム「InaRISフェローシップ」の、初めてのフェローに選ばれました。

 短期的に成果を求めるのではなく好奇心の赴くまま存分に、壮大なビジョンと大きな可能性を秘めた研究に取り組んでほしい──。InaRISフェローシップは、稲盛財団がそんな願いをこめて昨年スタートさせた、研究者が「科学を愉しむ」ことを期待する新しい研究助成プログラムです。フェローには2029年度までの10年間、研究費として毎年1,000万円、総額1億円が助成されます。

 野口准教授の採択テーマは「誤り耐性量子計算のための超高精度量子制御」。無限の寿命をもつ人工的な量子系をつくり、その大規模化による誤り耐性量子計算の実現を目指します。野口准教授は「今後集まるInaRISフェローと一緒に共同研究や議論をして、新しい分野を作っていくことにも挑戦したいと思います」と意気込みを語っています。

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