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グローバル・リーダー育成、欧州研修プログラム

掲載日:2019年3月6日

 教育学研究科・教育学部では、部局間協定校ストックホルム大学と5回目の学生交流プログラムとして、2月17日(日)から2月24日(日)にかけてストックホルム大学等を訪問する「グローバル・リーダー育成、欧州研修プログラム」を実施しました。プログラムは、昨年度に引き続き本学の戦略的パートナーシップ大学プロジェクトに基づき実施されました。同プロジェクトのもとスウェーデンの大学をパートナーとする文理融合型の全学的交流を推進していることから、今年度は工学部の学部学生3名および農学部の学部学生1名も参加しました。

 本プログラムでは、学生交流に加え、本学教育学研究科・教育学部とストックホルム大学教育学部の共催による国際シンポジウム”Towards the Realization of Sustainable Future”において大学院学生・学部学生が研究発表を行いました。また前年度に続き、ストックホルム大学と交流がありフィンランドでは教員養成の分野で有名なユヴァスキュラ大学の教職員および学生も参加しました。

 大学院学生11名と学部学生9名は、北村友人准教授と森田賢治准教授の引率により、現地での3日間にわたるプログラムを通じてストックホルム大学、ユヴァスキュラ大学の大学院学生たちと交流を深めました。1日目は、両校の紹介の後、ストックホルム大学のボランティア大学院学生の案内でキャンパスツアーと市内見学が実施されました。2日目の国際シンポジウムでは、午前に教員たちによる講義が行われ、午後は両校の学生たちによる研究発表が行われました。夕刻には学内のファカルティ・クラブでレセプションが催され、3大学の学生たちは交流を深めることができました。3日目は、ストックホルム大学の教職員同行のもと、2グループに分かれて現地学校の訪問見学を行いました。ストックホルム訪問前には、パリに立ち寄りUNESCO(国際連合教育科学文化機関)とOECD(経済協力開発機構)を訪問し、職員の方から組織概要やプロジェクト、職員のキャリア等についてお話を伺いました。約一週間様々な経験を通じ持続可能な社会について教育を通じて考え、理解を深める大変充実した研修となりました。

ストックホルム大学にて


UNESCOにて


 
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