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第12回東京大学学生発明コンテストが開催されました

掲載日:2019年3月27日

生産技術研究所と(一財)生産技術研究奨励会の主催、産学協創推進本部の共催により、第12回東京大学学生発明コンテストが開催され、2月27日(水)の表彰式において、発明大賞を受賞した佐々木由比さん(工学系研究科化学生命工学専攻博士課程2年)、産学協創推進本部長賞の 三澤龍志君(工学系研究科化学生命工学専攻博士課程2年)、生産技術研究所長賞の西村啓吾君(総合文化研究科広域科学専攻博士課程1年)をはじめ、受賞者6名に表彰状ならびに副賞が授与されました。

今回で12回目を迎えた東京大学学生発明コンテストは、書類審査を通過した6件について最終審査(プレゼンテーション)が行われました。発明大賞「迅速かつ正確なグリホサート検出を指向した蛍光センサアレイ」は、既存の方式よりも検出感度が高いだけでなく、装置の小型化につながることが認められての受賞となりました。産学協創推進本部長賞「光応答性ヘッジホッグ経路制御分子」は、一つの分子骨格によって、幹細胞の分化制御からガンの治療まで様々な応用が期待される点が認められました。生産技術研究所長賞の「高効率血管新生アッセイのためのマイクロ流体デバイス」は、効率的かつ簡便な操作で血管新生のアッセイを行えることが評価されました。

次回の開催は2020年度を予定しています。2019年度は特許講座の開催を予定しており、東京大学学生発明コンテストと特許講座の2本立てで、知的財産権の理解を深める場を提供したいと考えています。


鹿園直毅生産技術研究所産学連携委員長(左)から発明大賞の賞状を受け取る佐々木由比さん(右)


集合写真

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