第15回「未来をのぞこう」を開催
掲載日:2024年12月9日
2024年10月26日(土)、大学院新領域創成科学研究科、物性研究所、大気海洋研究所の主催により、女子中高生の理系進路選択を支援することを目的としたイベント「未来をのぞこう!」を、現地およびオンラインにて開催しました。女子中高生を中心に保護者、学校関係者など合わせておよそ70名が参加しました。
大気海洋研究所の兵藤晋所長による開会挨拶の後、同研究所の岩田容子准教授の司会進行のもと、大学院生3名によるパネルトークが行われました。パネラーとして、新領域創成科学研究科の石田悠華さん(博士課程2年)、物性研究所の渡我部りささん(修士課程2年)、大気海洋研究所の武田沙蘭さん(博士課程2年)が登壇しました。
前半のパネルトークでは、パネラーから、自身の研究テーマ、理系進学を決めたきっかけ、大学・大学院での生活の様子、研究の楽しさや大変さ、これからの目標、就職先などについて紹介した後、「研究で大変な時はどんな時ですか」などの会場からの質問にパネラーが回答しました。
後半の先輩を囲んでのティータイムでは、用意されたお菓子を食べながら進路選択、大学生活、就職活動など様々なトピックについて、相談会を行いました。ここでは3名のパネラーに加えて学生7名が多くの質問に答えました。
参加者からは、「ずっと興味があった東大に入って、研究してみたいと思うきっかけになりました」「苦手意識のあった理系科目に興味が湧くほど、面白く興味深い内容でした」「大学や大学院で研究がしたいと思い、今後の勉強の原動力になりました」「今まで避けていた理系にも興味が湧きました」など、理系進学を前向きに考える感想が数多く寄せられ、イベントは盛況のうちに終了しました。
本企画はキオクシアホールディングス株式会社の理系女性活躍推進活動に支援いただき、東京大学ジェンダー・エクイティ推進オフィス 「女子中高生の理系進路選択支援」事業、国立大学協会フェスタ2024の協賛をいただき実施しました。