edX・Courseraの新型コロナウイルス対策の特別支援プログラムへの参加について

edX・Courseraの新型コロナウイルス対策の特別支援プログラムへの参加について

現在の新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に大学教育への深刻な影響が出ていることから、多くの機関で学生への支援の取り組みが進んでいます。東京大学が参加する大規模公開オンライン講座（MOOC）プラットフォームのedX ( https://www.edx.org/ )とCoursera ( https://www.coursera.org/ ) においても、学習上の困難に直面する世界中の学生のために、オンラインでの学習機会を提供するための特別支援プログラムを提供開始しました。  

edXの特別支援プログラム「Remote access program」は、ハーバード大学やMITなど60のedX加盟組織が参加しており（4月7日現在）、参加大学・機関の学生・教職員向けに提供されるプログラムです。参加組織が公開中の1082講座のMOOCを、6月30日までの期間限定で参加大学の学生・教職員が修了まで無料で受講できます（通常は講義動画のAuditのみ無料，有料の学位プログラム等は対象外）。  

Courseraの特別支援プログラム「Coronavirus Response Initiative」は、新型コロナウイルスの影響を受けた教育機関（組織単位で申請して参加）の所属学生・教職員を対象に、 Coursera加盟組織が公開中の3800講座を「Coursera for Campus」（Courseraの学内向けプラットフォーム）上で、7月30日までの期間限定で無料受講できるプログラムです（このプログラムも、通常は講義動画のAuditのみ無料，有料の学位プログラム等は対象外）。   

本学もこれらのedXとCourseraのプログラムの趣旨に賛同し、現在公開中の講座を提供しました。新型コロナウイルスの影響により、計画していた留学が延期になった学生，東大への留学を中止せざるを得なくなった留学生など、学習上の困難に直面している多くの学生たちに、世界中の大学が相互に連携して、MOOCを利用した学習機会を提供しています。
 

【本件に関する問い合わせ先】
大学総合教育研究センター・高等教育推進部門MOOC担当 
mooc-contact@he.u-tokyo.ac.jp

《参考》edX Remote access program  
https://partnerships.edx.org/open-remote-access  

《参考》 Coursera Coronavirus Response Initiative 
https://www.coursera.org/coronavirus