住友商事株式会社との覚書締結について 住友商事株式会社へ「東京大学GLPリーディング・パートナー」称号を付与しました

国際社会における指導的人材を育成することを目的に推し進めるGlobal Leadership Program(GLP)のスポンサー企業として、住友商事株式会社様にはGLP-GEfILプログラム設立時からご支援をいただいています。GLP-GEfILプログラムは、現在までに338人が履修し、修了生によるアラムナイ組織も設立されています。同プログラムに掲げる「専門の学術的分野を基礎としつつ、分野を超えて協働する力」、「世界が直面する課題に革新的な解決を提案できる発想力」を持つ人材を育成するという目標に対して、住友商事様には大いに共感いただき、2018年より従来にも増して積極的なご支援に取り組むことを決めていただきました。東京大学よりは同社へ、東京大学GLPリーディング・パートナーの名称を進呈します。
 
12月18日には五神真総長が住友商事様を訪問、兵頭誠之社長との間で覚書を交わしました。また、これを機に組織間の協力関係の発展について意見交換を行いました。
 
五神総長のリーダーシップのもと、東京大学が進めるFSI（Future Society Initiative） は、学内の多様な研究のシナジーを見出してSDGsに貢献することに取り組んできています。兵頭社長より、住友商事様の掲げるマテリアリティ(重要課題)制定の経緯や経営の根幹に据える取り組みをご紹介いただき、お互いに共通の価値観を見出しました。グローバル社会の課題を乗り越えより良い未来を築いていくために、総合商社と東京大学のコラボレーションから色々なことができそうだと、大いに盛り上がりました。
 

住友商事株式会社 兵頭誠之社長（左）と本学五神真総長（右）