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Afri Converse開催報告 対話型イベントAFRI CONVERSEを国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)と共催で開催いたしました。

掲載日:2024年2月13日

2023年12月18日、本学HASEKO-KUMA HALLにて、AFRI CONVERSEと題した対話型イベントを国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)と共催で開催いたしました。AFRI CONVERSEは、UNDPとJICAがアフリカ開発会議(TICAD)やアフリカ開発をテーマとして2020年から開催してきたもので、今回は、「アフリカのイノベーションの台頭:持続可能な開発のための起業ソリューション」をテーマとして本学で対面開催いたしました。

開催にあたり、外務省アフリカ部アフリカ一課長の西野修一氏とJICA理事長特別補佐の中村俊之氏が挨拶を述べられました。続く登壇者には、タンザニアの無電化地域で太陽光発電によるランタンの貸し出し事業を行うWASSHA 株式会社の代表取締役でCEOの秋田智司氏、セネガルと日本の間の産業界の連携を促進するKOBARAX株式会社執行役員・一般社団法人NISEN CO-LABSの共同創業者兼代表取締役のマリーム・ジョセフィン氏がアフリカで展開するスタートアップの当事者として、事業の内容やアフリカでビジネスをすることの意義や難しさなどについて述べられました。その後、援助機関の取り組みをUNDPマラウイ事務所の民間セクター開発専門家であるチンツィア・テッチ氏、国際協力機構(JICA)経済開発部民間セクター開発グループ主任調査役の伊月温子氏が説明され、アカデミアからの視点として、本学の染谷隆夫執行役・副学長が本学が行うスタートアップ支援の取り組みやアフリカ支援に関するイニシアティブの説明を行いました。続いて、READYFOR株式会社 CEO室の富澤由佳氏のモデレートにより、会場参加者との質疑応答があり、双方向の議論が活発に展開されました。アフリカでの起業に関心のある若者や学生の支援、アフリカからの留学生と日本人学生との交流促進、また援助機関やアカデミアがそのような活動を奨励する機会を作っていくことが重要であることが確認されました。

イベントの様子は、UNDP、JICAのウェブサイトにも掲載されています。
UNDPのサイト
EN: https://www.undp.org/africa/ticad/news/empowering-africa-afri-converse-sparks-entrepreneurial-solutions-africas-future
JP: https://www.undp.org/ja/japan/news/empowering-africa-afri-converse-sparks-entrepreneurial-solutions-africas-future
 JICAのサイト
(今後記載)

本学では、今後もアフリカに対する支援活動を強化していきます。

 
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