陸上運動部阿部選手が箱根駅伝に関東学生連合主将として出場

　2020年1月2日（木）・3日（金）に開催された第96回東京箱根間往復大学駅伝競走において、本学運動会陸上運動部の阿部飛雄馬選手（教育・4年）が関東学生連合チームとして出場いたしました。

　阿部選手は2019年10月26日（土）に行われた同予選会において、21.0975kmを1時間5分11秒で走破し出走者全体中64位の個人成績を収めました。この結果を受け、阿部選手は関東学生連合に選抜され、さらには同連合チームの主将という大役を務めることとなりました。
　箱根駅伝において、阿部選手はアンカー区間となる2日目の10区（鶴見中継所～大手町）を任されました。12月後半からあまり調子が上がらず若干の不安を抱えての出走だったと語る阿部選手は他の強豪校の中で厳しい戦いを強いられましたが、関東学生連合の主将として、一度も途切れることのなかった襷（たすき）を大手町のフィニッシュテープまで運ぶことができました。



【阿部選手から今回の出場についてのコメント】
「大舞台でベストパフォーマンスを発揮する「強さ」が自分に備わっていなかったことが純粋に悔しい。しかしこれが実力だと素直に受け入れる気持ちもある。11年間思い焦がれていた夢舞台で、これまでお世話になった全ての人の思いを背に駆け抜けることができ、やり切ったという思い。悔しいが悔いはない。箱根を走ったことが大きな意味を持つように、この経験を大事にしていきたい。」

　陸上運動部は、今年度改修された駒場キャンパス第1グラウンドをホームグラウンドに、日夜練習に取り組んでいます。4年生の阿部選手は今年度で引退となりますが、後輩選手達の今後の活躍に是非ご期待ください！

◆本学では阿部選手の所属する陸上運動部のほか、多くの運動部の活躍を支援するために「 東大スポーツ振興基金 」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。