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東京大学の学生がオリジナルボードゲームを共同開発

掲載日:2025年9月3日

東京大学の学生がオリジナルボードゲーム「シランティア」を共同開発

東京大学と吉本興業株式会社が立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環として、2024年度の体験活動プログラム「オリジナルのアナログゲーム制作・PR体験」に参加した学生たちが、オリジナルボードゲーム「シランティア」を開発しました。
本プログラムでは、東京大学の学生と吉本興業の芸人の方々がチームを組み、ゲームのルールや内容のアイデアを出し合いました。イラストはネゴシックス氏(吉本興業所属)が担当し、株式会社ピチカートデザインの白坂翔氏・高橋俊介氏の監修のもと、カードを並べてオリジナルのティア表(格付けランキング表)を作るボードゲームとして完成しました。

「シランティア」は、ルールは誰でもすぐに理解でき、駆け引きも楽しめるのが特徴です。ポップで手に取りやすいデザインのため、幅広い世代の方々に楽しんでいただけます。現在、東京大学コミュニケーションセンターや東大生協でも販売中です。
さらに、本ゲームの売り上げの一部は、今後、吉本興業株式会社から東京大学の体験活動プログラムへ寄附される予定です。この寄附により、参加する学生たちの学びや体験活動の支援につながります。
今回の開発を通じて、学生たちはアイデアの発想、チームでの協働、制作物のPRまでを一貫して体験し、実践的な学びを深めることができました。

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「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」について

国立大学法人東京大学と吉本興業ホールディングス株式会社が、2021年3月、東大の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせるプロジェクトとして立ち上げました。同年6月には連携協定を締結。2025年大阪・関西万博、その先のSDGs目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンターテインメントの積極的な対話・協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指しています。

「体験活動プログラム」について

東京大学の学部学生および大学院学生が、今までの生活と異なる文化・価値観に触れる体験型教育プログラムです。学びと社会を結び直すこのプログラムは、本学が目指す「共感的理解に基づいた対話を通した信頼の構築」のひとつの実践の形であり、さまざまな体験を通じて多様な人々と出会い、未知なるものを知ろうとすることで、知の探究を進める力を身に付けることをねらいとしています。

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