ARTICLES

印刷

NHK Eテレ特集シリーズ『日本人と東大』放送のお知らせ

掲載日:2025年3月19日

近現代史の視点から、日本と東大150年の歩みをたどる

2025年に放送100年となるNHKと、2027年に創立150年となる東京大学が、包括連携協定を結びました。
お互いの力を結集するプロジェクトの1つが、『近現代史』。日本と東大150年の歩みをたどる企画です。
新たなシリーズ番組が、いよいよ始まります。『エリートの条件』『女子学生2割の壁』など、日本の課題を原点からたどり、解決のヒントはどこにあるのか、先を見通すためのヒントを探ります。
放送は、東大が150周年を迎える2027年まで、3年にわたって続く予定です。

テーマ音楽

今回のシリーズのために、小沢健二さんが特別に書き下ろしました。企画段階から制作チームと何度も対話を重ねて、番組が描いていくテーマを、唯一無二の音楽で表現しています。小沢健二さんのテーマ音楽という大きな風を得て、番組はいよいよ放送に漕ぎ出します!

3月の放送ラインナップ

第1回『エリートの条件 “花の28年組”はなぜ敗北したのか』

エリートは、何のための存在か?東京大学・創立150年へ、その原点から日本人の歩みをたどる。ライオン宰相・浜口雄幸を輩出した東大卒「明治28年組」。市民社会の理想を共有し、金解禁と軍縮をやり遂げた。しかし、東京駅に銃声が響く。浜口がたおれ、戦時体制に国民を動員したのは同じ東大卒の「革新官僚」たちだった。国を背負うエリートの本質に、現代の東大生の本音も交錯させながら迫る。【ナレーション】リリー・フランキー

【放送予定】3月22日(土)午後11時~11時59分<Eテレ>

第2回『「女子学生2割」の壁』

「賢い女性ほど東大を避けるのでは」東大卒女性を研究したアグネス・チャン。なぜ、東大は『女子学生2割の壁』で停滞し続けるのか。1946年、初の女子学生 19人は3か月後に退学者が現れた。女子学生亡国論、男女雇用機会均等法と103万円の壁。女性たちは何を見てきたのか。今、「社会より先に東大が変わるべき」と言う東大・林香里理事の覚悟。地方女子の進学の壁に気付いた現役学生の取り組みは。一人一人の声を聞く。【ナレーション】平岩紙

【放送予定】3月29日(土)午後11時~11時59分<Eテレ>

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる