ETI-CGCの立ち上げ

令和3年11月5日に、今世紀半ばまでに脱炭素(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を実現する日本のパスウェイについて議論するため、産学連携プラットフォームであるETI-CGC(Energy Transition Initiative – Center for Global Commons)が立ち上がりました。
温室効果ガス排出の更なる削減により気温上昇を1.5℃以内に抑えられるかどうか、先進国と発展途上国がどのような協力関係を築けるか、生物多様性などの生態系を保全しながらこれらを実行できるかなどが大きな鍵となっています。このようなタイミングで、日本のビジネス界をリードする皆様と一緒に日本の温室効果ガス排出ネットゼロへの道筋を描き、グローバルコモンズの維持に向けた新たなソリューションを世界に提供していく上で、このETI-CGCを立ち上げるということは、非常に大きな意義を持ちます。
東京大学は、ETI-CGCを通じて脱炭素の達成に向けた日本の経済社会システムの転換に学術の立場から貢献してまいります。