令和 3 年東京大学‐フランス国立科学研究センター共同研究の実施 「Excellence Science」

東京大学とフランス国立科学研究センター（以下CNRS）とは両機関の合意の下で、共同研究プログラムを実施いたします。
 
フランス国立科学研究センター（Centre national de la recherche scientifique (CNRS)）は、1939年10月19日 に設立されたフランスの高等教育研究省管理下の学際的な公的研究機関であり、本学の生産技術研究所、先端科学技術研究センター等ではこれまでもCNRSと研究連携・交流を行ってきました。また、2019年には、CNRS創立80周年記念事業の一環で、CNRSと本学の共催でイベントを開催するなど交流を深めてきました。
 
この共同研究プログラムでは、本学と CNRS との研究者が行う共同研究プログラムに対し、両機関共同でプロジェクトの支援を行うものです（博士課程大学院学生の支援を含む）。 採択されたプロジェクトに参加している当該大学院生は、この共同研究の成果をもとに学位取得することを目標とします。
 
支援期間は3年間で、主な共同研究フィールドは、［1］人工知能、［2］ 量子科学、［3］ 人文および社会科学、［4］ 気候変動、［5］ 分子生物学および細胞生物学の 5分野ですが、それ以外の分野からの申請も可とし、2021年2月22日から4月22日まで公募をした結果、計40件の申請がありました。
 
両機関の Steering Committee による審査を経て、計6件の採択プロジェクトが決定しました。各採択プロジェクトは、今秋から開始予定です。