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“2023 Princeton day at UTokyo” を開催

掲載日:2023年2月28日

2023年1月27日(金)、戦略的パートナーシップ相手校であるプリンストン大学とのイベント”2023 Princeton Day at UTokyo”を本郷キャンパスSMBCアカデミアホールおよびオンラインにてハイブリッド式で開催しました。本学およびプリンストン大学の関係者等約100名の参加がありました。
 
本学とプリンストン大学は、2013年1月に戦略的パートナーシップ覚書を締結して以来、さまざまな分野で連携・交流を進めてきました。両校が共同でファンドを設置し、共同研究・教育プロジェクトへの助成を行っています。今年、戦略的パートナーシップ覚書締結10周年を迎える記念として、本イベントを開催しました。
 
当日は、まず本学の藤井輝夫総長、プリストン大学のChristopher Eisgruber学長からの挨拶の後、長年プリンストン大学との交流にご寄附をいただいている小笠原敏晶記念財団の小笠原理事長よりご挨拶をいただきました。また基調講演ではDavid Macmillanプリンストン大学教授(Dept. of Chemistry, 2021年ノーベル化学賞受賞者)よりご自身の研究に関する講演がありました。
 
研究・教育交流の事例紹介として、石田浩特別教授(特別教授室・社会科学研究所)、澄川玲維さん(工学系研究科電気系工学専攻修士1年)より研究交流の経緯や進捗状況、現地においての実際の交流経験などについて、発表がありました。
続いて、パネルディスカッションでは、James Raymoプリンストン大学教授(Dept. of Sociology, Director of the Strategic Partnership)をモデレーターとして、Michael Straussプリンストン大学教授(Dept. of Astrophysical Sciences) 、Sigrid Adriaenssensプリンストン大学准教授(Dept. of Civil and Environmental Engineering)、 矢口祐人教授(東京大学副学長・グローバルキャンパス推進本部副本部長・情報学環)佐藤仁教授(東京大学東洋文化研究所)の4名の教員から、自身の研究や交流の紹介、また戦略的パートナーシップによって達成しえたこと、今後の交流に対する提案も行われました。
最後に、両大学の戦略的パートナーシップ代表者のJames Raymoプリンストン大学教授、渡邉聡教授(東京大学グローバルキャンパス推進本部副本部長・工学系研究科)によるクロージングコメントがあり、研究・教育活動の国際化を加速させることなど今後の展望について言及がありました。
 
本イベントは、10周年という節目を迎えたプリンストン大学とのパートナーシップを、今後いかに発展させていくか再考する機会となり、新たな交流の展開に期待が持たれます。

藤井総長


プリンストン大学 Christopher L. Eisgruber 学長


小笠原敏晶記念財団 小笠原三四郎理事長


パネルディスカッションの様子


会場の様子
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