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キャンパスの脱炭素化に関する国際ワークショップ”GAUC Campus Decarbonization Workshop”を開催しました

掲載日:2021年3月17日

2021年3月11日に本学主催で、大学のキャンパスの脱炭素化に向けた取り組みや課題について意見交換を行うオンラインワークショップを開催しました。これはGlobal Alliance of Universities on Climate(GAUC)という気候問題に関する大学連合の、キャンパス・アクション・ワーキンググループ(本学が座長)の活動の一環として行われたものです。
 
本ワークショップでは、GAUCに加盟する8大学(オーストラリア国立大学、リオデジャネイロ連邦大学、インド理科大学院、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス、清華大学、カリフォルニア大学バークレー校、ケンブリッジ大学、東京大学)による事例発表とディスカッションが行われました。事例発表は、それぞれの大学のキャンパスにおける二酸化炭素排出量削減の現状と課題というテーマで行われ、各大学から、二酸化炭素排出量の測定、削減目標の設定、直接・間接排出量削減のための具体的な取り組み、再生可能エネルギーの生成と購入、カーボンオフセット、教育・研究活動を通じたサステイナビリティへの取組、学生の参画、社会との連携などに関する発表が行われました。多くの大学は今世紀半ばまでのカーボンニュートラルの達成を目指していますが、一部の大学はそれよりも早い時期に達成するという意欲的な目標を掲げていることなど、大学ごとに多様な取り組みが行われていることが共有されました。
 
プレゼンテーションの後に行われたディスカッションでは、事例発表者を含めて加盟大学から15名(10大学)が登壇し、各大学の発表内容に関係した議論を行うとともに、参加者からの質問に答えました。ここでは多岐にわたる内容について議論が行われ、持続可能性に関する研究・教育の強化、地域社会との関わり、各国の再生可能エネルギー市場の状況、省エネのための水利用、暖房システムの脱炭素化手法、スコープ3排出量削減の取り組み、キャンパスの脱炭素化の評価などについて意見が交わされましたこれらの事例によってそれぞれの大学における、社会的、文化的、地理的、環境的な背景や、キャンパスの脱炭素化に関する経験など、GAUC加盟校間の共通点と相違点が浮かび上がりました。また、このようなGAUC加盟校間の多様性は、各機関が互いの経験から学び、社会に影響を与えるような新しい知識や活動を生み出すことで、それぞれの脱炭素化の戦略を推進するための良い機会となるということが登壇者間で共有されました。
 
最後に、今後もGAUC加盟大学間で継続的に知識や意見の交換が行うことができるよう、ワークショップを定期的に開催することが提案されました。それを受けて、次回は2022年にオーストラリア国立大学が主催する予定です。今回のワークショップ開催はワーキンググループの活動の第一歩となりました。
 
ワークショップのプログラムは以下のGAUCのウェブサイトに掲載されています。

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