ARTICLES

印刷

ラーム・エマニュエル駐日米国大使と藤井総長との対談イベントを開催

掲載日:2022年10月28日

2022年10月18日(火)、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が東京大学本郷キャンパスを訪問し、藤井総長との対談イベントに参加しました。東京大学からは藤井総長のほか、林香里理事・副学長(国際・ダイバーシティ推進)、矢口副学長(グローバル教育推進)が参加しました。
 
本イベントは国際総合力認定制度「Go Global Gateway (GGG)」で実施されている、様々なフィールドで国際的に活躍する方をお招きし、19歳の頃のエピソードをきっかけに、その後の人生におけるキャリア形成などについてお話しいただく講演会シリーズ ”When I was 19”の一環として実施されました。今回はGGGに登録している19人の本学学部生がエマニュエル駐日米国大使や藤井総長との対談に参加し、質疑応答を行いました。
 
林理事の開会の挨拶においては、21世紀を生きるグローバルシチズンとしてのあり方を直接対話を通して学べるという今回のイベント開催の意義に触れ、また本郷キャンパスを訪れたエマニュエル大使へ歓迎の言葉が述べられました。
 
続いたエマニュエル大使の自己紹介では、ご自身の人生の転機となった失敗や挫折についての話を交えて語られ、参加した学生に対し、過去の人生を振り返り”I would have”・”I could have”・”I should have”といった後悔を抱えて生きるのではなく、果敢に挑戦し、たとえ失敗したとしても、失敗から学ぶことにより前に進んでいくことができるのだと述べられました。その後の藤井総長の自己紹介でも、ご自身のアカデミックキャリアについて、思わぬ逆境や出来事をきっかけに新しい学術分野への挑戦の道が開けたという経験が語られました。
 
エマニュエル大使、藤井総長の自己紹介終了後に実施された40分程のQ&Aセッションでは、参加した学生から数多くの質問が投げ掛けられました。学生との直接の質疑応答は和やかな雰囲気で進み、将来のキャリア形成、リベラルアーツ教育のあり方や次世代を担うグローバルリーダーとして心に留めるべきことなど、学生から発せられた多種多様な質問にエマニュエル大使と藤井総長が回答されました。そして、全体を通し、異なるバックグラウンドを持つ者同士の対話の重要性について、エマニュエル大使は何度も触れられ、イベントは盛会のうちに終了しました。

ラーム・エマニュエル駐日米国大使と藤井総長との対談イベント参加者集合写真
 
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる