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Global Commons Forumを開催

掲載日:2024年11月1日

2024年10月8日(火)、Global Commons Forumを丸ビルホール及びオンラインによるハイブリッドにて行いました。本イベントは東京大学、理化学研究所の共催、三菱地所の協賛で実施され、合計698名(会場参加:168名、オンライン参加:530名)が参加しました。

当日は、理化学研究所 五神真所長によるオープニングの後、ポツダム気候影響研究所 ヨハン・ロックストローム所長の基調講演が行われました。ロックストローム所長は2024年9月から始まった「地球の健康」を最新データで毎年チェックする取組み(地球の健康診断)について紹介し、現在の経済システムは直ちに大規模な変革が必要であると述べました。その後、東京大学 石井菜穂子総長特使、グローバル・コモンズ・センター ダイレクターが参加し、私たちが直面している危機を人類に警告する上での科学、特に「プラネタリー・バウンダリー」の役割、この危機を克服する可能性や地球が安全な活動空間に戻るために必要なこと、さらにグローバル・コモンズを統治するために必要なメカニズムについて、対話が行われました。


基調講演

続くパネルディスカッションでは、国内外からパネリストをお招きし、「グローバル・コモンズのガバナンス」「ネイチャーポジティブ経済とファイナンス」「カーボンニュートラルへのパスウェイ」「システム転換とレジリエンス」の4つのテーマでディスカッションが行われました。


セッション「グローバル・コモンズのガバナンス」


セッション「ネイチャーポジティブ経済とファイナンス」


セッション「カーボンニュートラルへのパスウェイ」


セッション「システム転換とレジリエンス」

最後に、東京大学 藤井輝夫総長がグローバル・コモンズの将来を担う世代である東京大学学生2名と、フォーラムにおける議論全般を振り返る対話を行い、本フォーラムは締めくくられました。


クロージング

終了後は連携セッションとして、同日にオーストラリアで開催されたThe Global Nature Positive Summitの会場とオンライン接続してディスカッションが行われ、イベントは盛会のうちに終了しました。

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