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開発途上国・新興国がビジネスチャンスに! ニーズに合った医療機器開発のノウハウ

掲載日:2022年9月26日

基本情報

区分 その他
対象者 企業
開催日(開催期間) 2022年10月5日 13時 — 17時20分
開催場所 本郷地区,ハイブリッド
会場 医学部教育研究棟13階 セミナー室6
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
参加費 無料
申込方法 要事前申込
Peatixページよりオンラインにてお申し込みください。
https://peatix.com/event/3333539
申込受付期間 2022年9月22日 — 2022年10月3日
「開発途上国・新興国がビジネスチャンスに!ニーズに合った医療機器開発のノウハウ」

<イベント詳細>
開発途上国・新興国では、日本とは異なる公衆衛生上の課題を抱えています。医療機器に対するニーズも日本と異なる可能性があり、現地に即した設計や、価格水準を考慮した上での開発が求められます。しかし、日本の企業の多くは現地ニーズに合った製品ではなく、日本製品をそのまま輸出することにより、他国との価格競争に負けてしまうこと、安価な製品の輸出に留まり売上が伸ばせていないこと等が問題となっています。

本セミナーでは、企業経営において意思決定権を持つマネージャークラス以上の方々にご参加いただき、現地ニーズに合った製品開発の重要性や、市場性のあるニーズの発見方法等を東京大学ジャパンバイオデザインがワークショップ形式で解説いたします。バイオデザインとは、開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するデザイン思考を用いたアプローチ手法です。

当日は、バイオデザイン手法や現地医療現場の体験に加え、ASEAN 4カ国(タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア)の規制について専門家から解説いただきます。また、現地のニーズに合った医療機器開発を行った方々もゲストスピーカーとしてお呼びし、どのように組織づくりを行なったか、売上予測はどのように立てているかなど、実体験に基づく貴重なお話をいただきます。

・開催日時:2022年10月5日(水)13:00~17:20
・開催形式:ハイブリッド開催
※会場参加の皆様には、当日資料を印刷の上お渡しいたします。
※オンライン参加の皆様は、zoom上にて投影される資料をご覧いただく形式となります。
・参加費:無料
・参加定員数:会場参加 40名、オンライン参加 300名(先着順)
・申込締め切り:10月3日(月)18:00
・場所:東京大学医学部教育研究棟13階セミナー室6
・対象:日本に法人格を持つ企業に所属する方
 医療機器の製造販売業、製造業、販売業を行う/ 行う予定の企業が対象。
*同一企業からの参加者は5名まで。マネージャークラス1名以上の参加が必須条件。

<タイムスケジュール>
第一部 途上国・新興国ニーズにあった製品開発
13:00-14:50 (ワークショップ)

・バイオデザインを使って新興国でイノベーションを実現する
(東京大学小児外科/ 林 健太郎)
・体験しよう開発途上国の医療現場
(東京大学トランスレーショナルリサーチセンター/ 大倉 由莉)

第二部 途上国・新興国での事業展開
15:00-15:50 (セミナー)

・経済産業省による国際展開支援制度及びその事例
(経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課/ 中西 彰)
・俯瞰してみるASEANの薬事規制と法定代理人の役割
(クアルテック・ジャパン・コンサルティング株式会社/ 村山 剛 )

第三部 経験者が語る途上国・新興国での製品開発・事業展開
16:00-17:10(セミナー)

・プログラム医療機器の途上国展開に必要な組織作り
(アルム株式会社/ 坂野 哲平)
・デザインアプローチを活用した途上国のニーズにあった製品開発
(日本光電工業株式会社/ 鷹取 文彦)

第四部 東京大学が今後展開する途上国・新興国事業向けサービス
17:10-17:20(サービス案内)

・東京大学が展開する今後のサービスについて
(東京大学トランスレーショナルリサーチセンター/ 柿花 隆昭)

<登壇者プロフィール>
【経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐 中西 彰】
京都大学工学研究科電気工学(修士)卒業。経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課所属。国際関連業務担当として、ヘルスケア関連企業の海外展開の支援(アウトバウンド)、海外患者の日本への渡航支援に関する業務に従事すると共に、ベンチャー関連業務担当として、InnoHub(ヘルスケアやライフサイエンスに関わるベンチャー企業等の相談窓口)、Japan Healthcare Business Contest(ヘルスケア分野におけるビジネスコンテスト)に関する業務に従事。

【クアルテック・ジャパン・コンサルティング株式会社 村山 剛】
日本企業のアジア、アセアン9つの地域への海外展開を支援・加速させるため2017年にクアルテック・ジャパン・コンサルティング株式会社を設立。オーストラリアTGA、米国FDAのサポートも開始し年々規制のハードルが高くなる各規制当局の薬事対応において、現場主義で登録業務に従事。前職では約14年間所属したドイツ系の第三者認証機関において日本、欧州の薬事業務に従事し安全試験から品質マネジメントシステム、サイバーセキュリティやCEマーク等、医療機器の規制対応で求められる様々な知識と経験を活かし日本企業の薬事支援を行う。滋賀県出身、米国アラバマ大学卒業、趣味は旧車のレストア。奈良市地域教育推進事業にて公立中学校で英語の学力向上担当。

【株式会社アルム 代表取締役社長 坂野 哲平】
株式会社アルム、創設者及びCEO。日本医療ベンチャー協会理事。早稲田大学卒業と同時に動画配信プラットフォーム事業を立上げ、2015年売却し、医療ICT事業へ参入。医療機器プログラムの開発から販売、世界30ヵ国で展開している。医療者向けアプリJoinは、日本初の保険適用ソフトウエアになり、救急医療のプラットフォームとなりつつある。新型コロナの療養管理システムの提供、PCR検査事業、防疫システムや様々な政府・自治体・業種業態向けに感染症対策ビジネスも積極的に展開中。2022年7月にDeNAにより大型増資をされ、グループに参入。

【日本光電工業 株式会社 技術開発本部 バイタルセンサ技術開発部 鷹取 文彦】
早稲田大学で修士号(機械工学)を取得した後、日本光電で約20年間医療機器開発に従事している。主に呼気CO2センサ・フローセンサなどの呼吸センサ、およびそれらセンサを用いたモニタの開発に携わっている。国内外の病院とも開発したセンサの臨床評価や共同開発を行っており、現在はAMEDの開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業で開発したモニタを用いて、日本および新興国の医師とともに新興国の新生児蘇生の改善に向けた活動も行っている。またISO/TC121/SC3(人工呼吸器および関連機器)の委員としても活動している。

<Tokyo Biodesignについて>
2015年より、米国スタンフォード大学発の医療機器イノベーション開発人材育成を目的としたバイオデザインプログラムを、東京大学を拠点に展開。本事業においては、開発途上国・新興国向けの医療機器を開発する日本企業へ、デザインアプローチを用いたニーズ発見や製品開発の他、事業戦略、ネットワーク構築をサポートしている。
主催:東京大学ジャパンバイオデザイン(Tokyo Biodesign)
協賛:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業
協力:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

<東京大学ジャパンバイオデザインでは、AMEDが厚生労働省からの要請で実施している「開発途上国・新興国等における医療技術等実用化事業」に賛同し、バイオデザインの普及を通じ、医療機器の開発を推進しています>

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