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高度教養次世代セミナー(第3回) 

掲載日:2024年2月6日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年3月16日 14時 — 15時15分
開催場所 柏地区
会場 柏の葉キャンパス駅前サテライト
定員 80名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
以下のURLから事前申し込みを3月15日までにお願いします。
https://forms.gle/semJLeriXyLxdq78A
申込受付期間 2024年2月6日 — 2024年3月15日
お問い合わせ先 問い合わせ先:次世代人文学開発センター小島毅
xiaodao[at]l.u-tokyo.ac.jp
(*[at]を@に入れ替えてお送りください)
高度教養次世代セミナー(第3回)
「今の小学生の読書と理解力はどうなんだろうか?
——アイトラッカーを使う眼球運動計測実験のデータから考える——」

講師 小佐野重利
(東京大学名誉教授 同大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻特任研究員)

講演趣旨
文部科学省は、2024年度から学校教育(特に小学校)への学習用デジタル教科書の本格的な導入を決定しました。しばらく前から諸外国でも、また日本の新聞やメディアでもデジタル教科書導入の功罪について議論となり、とくに児童の発達への弊害が発達心理学や脳神経科学の研究者や小児科医から問題にされています。ちょうどデジタル教科書と紙媒体教科書の併用が行われる時期と成長期が重なる小学生を対象に、メガネ型アイトラッカー(視線追跡計測器)を使って、柏市の学童保育の現場で、児童にアイトラッカーをかけて絵本や学習マンガ本などを読んでもらい、その際の眼球運動と視線移動の計測データから、児童の読書の関心傾向や内容理解度を科学的に探ることをやっています。この3年間の計測データの解析は、デジタルと紙媒体による読書の併用が学習に及ぼす影響を予想・検証するのに役立つと期待しています。
とくに小学生のお子さまをお持ちのご父兄が、お子さまと一緒に聴講されることを期待します。

主催 東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター
共催 同 大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻知的システムデザイン分野
協賛 株式会社集英社
 

 

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