第103回小石川植物園市民セミナーのご案内

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 |
開催日(開催期間) | 2019年6月23日 13時30分 — 15時30分 |
開催場所 | その他学内・学外 |
会場 | 理学系研究科附属植物園本園(小石川植物園)柴田記念館 |
定員 | 45名 |
参加費 |
無料
(一般の方は入園に際し入園料が必要です) |
申込方法 | 要事前申込
参加ご希望の方は、6月9日までに、電子メールまたは往復葉書により後援会事務局までお申し込み下さい。抽選で受け付けが行われ、6月13日頃までに返信メールまたは返信葉書で抽選結果の通知があります(定員45名、1.5倍程度の倍率が見込まれています)。抽選の都合上、連名ではなく、お一人ずつのお申し込みをお願いいたします。 |
申込受付期間 | — 2019年6月9日 |
お問い合わせ先 | 理学系研究科附属植物園 杉山宗隆准教授(03-3814-0368) |
小石川植物園後援会が主催する第103回小石川植物園市民セミナーが、下記の通り開かれます。
今回は、本学大学院新領域創成科学研究科の大谷美沙都准教授による植物の通水細胞の進化に関する講演です。維管束植物は体内の水の通路として、特殊化した細胞で道管や仮道管を作ります。一方、コケ植物には道管や仮道管は見られませんが、水を通すための特別な細胞をもつものがあります。こうした通水にはたらく細胞を獲得したことは、植物の陸上への進出と繁栄に必須であったと考えられていますが、その進化は長い間全くの謎でした。大谷准教授のグループでは、遺伝子に着目した解析により、通水細胞の共通基盤から、通水細胞の進化の鍵を捉えることに成功し、さらにその全貌の解明に向けて研究が進められています。本講演では、陸上植物の通水細胞の進化について、今どのような研究が行われどこまでわかってきているか、研究の最前線の紹介と最新の知見の解説が予定されています。植物の進化の奥深い世界に触れる絶好の機会です。
本学関係者や小石川植物園後援会会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
講師:
大谷 美沙都(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻)
演題:
「遺伝子が語る陸上植物の通水細胞進化の物語」
参加申込先:
〒112-0001 文京区白山3-7-1
東京大学大学院理学系研究科附属植物園内
小石川植物園後援会
koishikawa-koenkai [at] koishikawa.gr.jp
※表記のメールアドレスの [at] は@に置き換えてください。
