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「東京で下される決断」鹿島建設とトランスパシフィック・ロサンゼルスの形成

掲載日:2026年6月5日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 高専生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2026年6月18日 12時15分 — 13時15分
開催場所 オンライン
会場 オンライン(Zoomウェビナー)開催
参加費 無料
申込方法 要事前申込
以下の申し込みページよりフォーム入力にて登録をお願いします。
https://glif.ga.a.u-tokyo.ac.jp/events/668/
申込受付期間 2026年6月3日 — 2026年6月18日
お問い合わせ先

農学国際専攻 包摂型グローカル未来社会寄付講座
mail: contact-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

本講演では、1960年代初頭に鹿島建設が米カリフォルニア州ロサンゼルス市に進出した事例を基に、日本企業の米国進出のグローバルな文脈とローカルな影響について考察いたします。なぜ、日本の大手建設会社が、戦後初の海外支店をロサンゼルスのリトルトーキョー地区に設立したのでしょうか。また、ロサンゼルスの日系アメリカ人は、リトルトーキョーにおける鹿島建設の事業方針にどのような影響を与えたのでしょうか。
本講演では、二言語・越境的な資料群およびタカシ・フジタニとメレディス・オダの理論に基づき、鹿島建設の経営陣が、米国主導の自由主義的国際秩序における地位向上を目指す占領期後の願望と、米国国内秩序における特権的地位を求める日系アメリカ人エリート層の戦後の願望とを、意識的に融合させた(そしてその逆もまた同様である)と論じます。このように、日本の建設会社として米国本土で初めて建設された1967年の「カジマ・ビル」は、日本人と日系アメリカ人のエリート層との間のトランスパシフィックな連携の産物として理解することができます。したがいまして、1960年代のロサンゼルスにおける鹿島建設の進出を研究することは、冷戦初期における日米外交史、米国の民族史、そして米国の都市史に対する理解を深める一助となります。

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