CARF-CREI共催『不動産金融フォーラム』

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2025年2月21日 13時 — 15時 |
開催場所 | 本郷地区,ハイブリッド |
会場 | 本郷キャンパス 工学部11号館「HASEKO KUMA HALL」 |
定員 | 400名 |
参加費 |
無料
現地・ハイブリッド共に無料 |
申込方法 | 要事前申込
Googleフォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd88SdQYMiOAR-nMGrPXEHuKdiLj5ESAHIGi-U1N2E26qUHYA/viewform |
申込受付期間 | 2025年1月20日 — 2025年2月19日 |
お問い合わせ先 | crei@e.u-tokyo.ac.jp |
【講演概要】
日本の企業・個人・政府のすべての資産と負債を統合した純資産(国富)約4,000兆円のうち、不動産は87%を占める究極の実物資産である。不動産金融研究という学問分野では、企業・個人・政府が自己利用のために所有する不動産から、賃貸用の投資不動産までを対象にして、所有や利用について様々な経済分析を行う。不動産は物理的に分割できず移動もできないが、証券化や投融資を通じて世界の金融市場と統合されている。さらに、リスク資産である不動産は借入の担保として多用されるので、時に金融危機の引き金となる。したがって、不動産金融研究は実学的ながら理論的で、地域に根差しながら国際的で、またミクロ経済学に依拠しながらマクロ経済学に重要である。
この不動産金融フォーラムは二部構成で、最初の英語による学術セミナーでは東京大学招聘教授でペンシルベニア州立大学教授の吉田二郎氏が、夏季の大学院講義に先立って、最先端の学術研究の成果を概観し今後の研究の可能性を展望する。休憩を挟んで行われる日本語による公開フォーラムでは、著名な不動産投資家である山下明男氏、CREIセンター長の柳川範之教授、CARF不動産金融フォーラム幹事でCREI研究員の吉田二郎教授が今後の不動産投資について意見を交わす。
【タイトル】東大CARF-CREI共催『不動産金融フォーラム』
【日時】2025年2月21日(金) 13:00~15:00
【開催形態】現地会場及びオンラインによるハイブリッド開催
・東京大学 本郷キャンパス [工学部11号館 HASEKO KUMA HALL]
・オンライン [Zoom Webinar]
【プログラム】
13:00~13:05 開会・ご挨拶
柳川 範之(CREIセンター長・東京大学経済学研究科教授)
13:05~13:55 [第1部]学術セミナー(English)※1
“Review of academic research on real estate finance” Prof. Jiro Yoshida (Pennsylvania State University & University of Tokyo)
13:55~14:05 休憩(10分)
14:05~15:00 [第2部]パネルディスカッション(日本語)※2
「低金利・円安終了後の日本の不動産投資」
ーパネリストー
・吉田 二郎 CARF不動産金融フォーラム幹事,CREI特任研究員
・山下 明男 フォートレス・インベストメント・グループ在日代表
・柳川 範之 CREIセンター長
15:00 閉会
15:00~ 意見交換のための懇談会 ※事前登録制,軽食付
※1 第1部は英語による講演(通訳なし)となります。
※2 第2部からのご参加も可能です。
【登壇者】
◎ 吉田 二郎 米国ペンシルベニア州立大学経営学教授及び東京大学招聘教授
[略歴]
2025年度以降、東京大学大学院経済学研究科で不動産金融を講義。国際不動産学会およびアジア不動産学会理事。それ以前には、米国不動産都市経済学会理事、日本銀行客員研究員、MIT客員教授、UCバークレー客員助教授、東京大学講師、日本政策投資銀行調査役などを歴任。研究分野は不動産金融、マクロ経済、金融市場で、論文がJournal of Finance、Review of Economics and Statistics, Real Estate Economicsなどの学術誌に掲載されている他、BBC、Forbes、日本経済新聞などでも紹介されている。東京大学工学部都市工学科学士、MIT不動産修士、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士・博士。
◎ 山下 明男 フォートレス・インベストメント・グループ(ジャパン)合同会社日本代表
[略歴]
2008年6月フォートレス・インベストメント・グループに入社、2013年3月日本代表に就任(現任)。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、そごう・西武などを買収するとともに、ビレッジハウス・マネジメント会長、PJC Investments(株)取締役、(株)アコーディア・ゴルフ取締役、レオパレス21取締役など兼務。フォートレス以前は、モルガン・スタンレー証券株式会社(現モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)にて企業再編、マネジメント・バイアウト、アクイジション、プレREITブリッジ・ファイナンス等、不動産関連の金融取引を数多く手掛ける。1984年から2005年まで日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に在籍、都市開発部、財務部等を経て現在プロジェクトファイナンス部でインフラファイナンス・不動産ファイナンス・都市再生ファンド等日本におけるファイナンスを主導。一橋大学にて学士号、ハーバード大学ケネディ行政大学院にて行政学修士号を取得。
◎ 柳川 範之 東京大学大学院経済学研究科教授・CREI機構長
[略歴]
1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。
慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より現職。
内閣府経済財政諮問会議民間議員。
【参加費】フォーラム,懇談会いずれも無料
【参加申込】2月19日(木)までにGoogleフォームにて要申込
※懇談会も同フォーム内にて申込(2月14日(金)〆切)
【主催者】東京大学金融教育研究センター(CARF)
東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)