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GFDイベント:インクルーシブな社会を実現するための大学の役割

掲載日:2021年12月10日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2021年12月14日 17時 — 19時
開催場所 オンライン
定員 100名
参加費 無料
申込方法 要事前申込

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUuf--rrz8tE9Xve8aWHXnqE7oOLjGwcxi8

申込受付期間 2021年12月9日 — 2021年12月14日
お問い合わせ先 gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

概要

国内外の障害者にとって、インクルーシブな社会を実現するとはどういうことでしょうか。そして、その実現に向けて、東京大学の学生や教職員はどのように貢献できるのでしょうか。今回のワークショップでは、日本の過去のアクセシビリティの障害が、現在の障害者にも影響を与えているという歴史を探ることで、これらの疑問について考える機会を提供していきます。また、障害者だけでなく他の人々にとっても、より多様で公平な未来を築くための戦略を考えるために、個人的な経験や専門的な知識を活用する練習も行います。

本ワークショップは2部構成となっています。第1部では、産業化、グローバル化、高齢化の過程で、建築家、エンジニア、教育者などの関係者が、障がい者のニーズを他の人より優先させるようになったことが、日本におけるインクルージョンの考え方を形成する上で重要な役割を果たしたことについてのレクチャーを受けていただきます。第2部では、参加者がそれぞれの分野でこのような優先順位付けにどのように貢献し、修正してきたかを探り、大学が多様性と公平性のプロジェクトを推進する場としてどのような役割を果たせるかを考えます。

最終的に、日本と世界の障害者問題についての理解を深め、よりインクルーシブな社会の実現に向けて、教室内外でできることを提案します。

講演者

Mark R. Bookmanさんは、東京カレッジのポストドクトラル・フェローです。研究テーマは、日本と世界における障害者政策とそれに伴う社会運動の歴史です。ペンシルバニア大学で博士号と修士号を取得。彼の研究は、フルブライト米国学生フェローシップ、国際交流基金博士研究員など、多くの助成金や賞に支えられています。

Bookmanさんの研究は、「The Journal of Japanese Studies」、「Disability Studies Quarterly」、「Japan Focus: the Asia-Pacific Journal」などの雑誌に掲載されたり、掲載予定だったりします。また、The Japan Times、The New York Times、The Washington Post、BBC、Al Jazeeraなどのメディアにコメントを寄稿しています。

学外では、障害者政策コンサルタントとして活躍しています。日本、米国、カナダの政府機関や企業、国際パラリンピック委員会や国連などと協力して、インクルーシブ教育、公平な環境、災害リスク管理などのプロジェクトに取り組んでいます。

Markさんについての詳しい情報は、彼のウェブサイトをご覧ください。
www.bookmanresearch.com

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