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GFDイベント:クリティカル・シンキングのためのアセスメント作成

掲載日:2023年3月10日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年3月22日 10時 — 2023年3月23日 16時30分
開催場所 駒場地区,ハイブリッド
会場 駒場IキャンパスKIBER 314:定員25名
オンライン(ZOOM):定員100名
定員 125名
参加費 無料
申込方法 要事前申込

以下のURLからお申し込みください。

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUvcO6tqDoqGNF1L47NNzxZsrFpVc8EwkCS

申込受付期間 2023年3月8日 — 2023年3月20日
お問い合わせ先 gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

2日間ワークショップ:クリティカル・シンキングのためのアセスメント作成

概要

大学の教室でクリティカル・シンキングのレベルを上げるよう、国際的な呼びかけが何度も行われています。学生はクリティカル・シンキングのスキルを習得するために、繰り返し練習する必要があります。しかし、多くの講師は評価項目の準備も、質の高い項目を作成するためのリソースも持ち合わせていません。Peggy Brickman博士は、「Integrating Testing and Learning」というワークブックを作成し、教員が問題を作成する際の間違いや、効果的な多肢選択問題を作成するための心理測定ガイドラインをレビューしています。

この2日間のワークショップシリーズでは、Brickman博士が、批判的思考をテストする項目の作成とピアレビューにおけるベストプラクティスについて学ぶ機会を提供します。参加者は、ワークショップ前のアンケートで、自分がどの分野をすでに習得しているかを確認し、自分のニーズに合ったセッションに参加することができます。また、希望者はセッションの前にワークブックを確認することもできます。

 

スケジュール

セッション1:学習目標とアセスメントのベストプラクティス
このセッションでは、学習目標の書き方と選択回答式問題の作成におけるベストプラクティスを紹介します。セッションの最後に、参加者は小グループに分かれ、各自が作成した試験問題を共有し、フィードバックを受けます。次回のセッションまでに、自由形式の項目を選択回答式の項目に変換するためのディスカッションと小グループでのアクティビティを行います。

セッション2:授業の評価
ジョージア大学における教育評価方法の改革について、Brickman博士による90分の特別セッションを開催します。参加者は、ユニットの準備状態を評価するために作られたルーブリックを使って、いくつかの側面から授業を評価し、ピアレビューを実施するための資料を検討します。

セッション 3: 選択したレスポンスアイテムの作成
このセッションでは、教員は、形成的評価と総括的評価のために一連のアイテムを作成します。参加者は、教室で使用する準備ができている可能性のある、ピアレビューされ、選択された回答アイテムをいくつか持ち帰ります。

セッション4:ルーブリックの設計
このセッションでは、学生に期待や要件を提供し、自由回答項目の評価や成績の公正さを確保するためのルーブリックの設計に焦点を当てます。

 

講演者のプロフィール

Peggy Brickman博士は、ジョージア大学生物科学部のジョサイア・メイグス特別教授(植物生物学)です。Brickman博士は過去25年間に3万人以上の生物学入門者を教えてきましたが、通常は各300人以上の学生を抱える大規模なセクションで教えてきました。
このような環境から、博士は大人数での授業を改善するために考案された複数のタイプのアクティブラーニング戦略を開発し、評価してきました。教育研究者でもあるBrickman博士は、HHMI主催のNational Academies' Summer Institutes on Undergraduate EducationやBioInteractiveのワークショップやセミナーで、アクティブラーニングや評価に関する専門知識の共有を求められることが多くあります。ジョージア大学では、すべての学生の学習意欲の維持と向上を支援するためにインクルーシブでアクティブな学習戦略を採用するという最終的な目標を持って、何十人もの学部生、大学院生、および STEM 教員を指導しています。
 

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