【GFDイベント】違法行為とエスノグラフィーの倫理

基本情報
区分 | 講演会等 |
---|---|
対象者 | 在学生 / 留学生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2024年5月23日 12時 — 13時 |
開催場所 | オンライン |
会場 | オンライン参加:Zoom |
定員 | 100名 |
参加費 |
無料
|
申込方法 | 要事前申込
参加は以下のURLからお申し込みください。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUvfuCpqToqGNJrXxpdal1wvZ7fwsFdXuOJ |
申込受付期間 | 2024年5月15日 — 2024年5月23日 |
お問い合わせ先 | gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp |
違法行為とエスノグラフィーの倫理
日時:2024年5月23日(木)12:00~13:00
言語:英語
講師:イェヴァ・ユシアンテ
主催:グローバル・ファカルティ・デベロップメント
アブストラクト
エスノグラフィー研究では、研究対象の人々と社会的に接近することが必要不可欠です。しかし、研究対象の行為が違法なものである場合はどうなるのでしょうか?違法行為に焦点を当てたフィールドワークに従事する研究者は、どのような法的および倫理的事項を考慮すればよいでしょうか?この発表では、アメリカとメキシコの国境をまたぐ銃の密売に関する複数の拠点での研究と、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの三国境地域における非合法の交流に関する研究を踏まえて、そのようなエスノグラフィー研究の法的および倫理的課題を明らかにし、違法行為を研究するためのヒントを提供します。
講演者略歴
イェヴァ・ユシアンテ:法人類学者、ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所准教授。著書に『Threshold: Emergency Responders on the US-Mexico Border』(カリフォルニア大学出版局、2018年)、『Exit Wounds: How America’s Guns Fuel Violence Across the Border』(カリフォルニア大学出版局、2024年)などがある。『American Anthropologist』、『Cultural Anthropology』、『Political and Legal Anthropology Review』などの学術誌に加え、『The Atlantic』、『Los Angeles Times』、『The Boston Globe』、『The Guardian』などに寄稿し、BBCやCNNなどのメディアで幅広く研究結果を共有している。カリフォルニア大学出版会公共人類学シリーズの編集者。
