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【GFDイベント】「ゆっくり見る」という学びの実践

掲載日:2024年10月21日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年11月21日 14時 — 17時
開催場所 駒場地区
会場 対面:駒場Iキャンパス 駒場国際教育研究棟314(KIBER)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_05_j.html
定員 20名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
参加は以下のURLからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdS3g8aPS3a_U_NFMs-i0HUK2eJc_b1s_LbNU2nuFfic3Yvlw/viewform?usp=sharing
申込受付期間 2024年10月21日 — 2024年11月11日
お問い合わせ先 gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

「ゆっくり見る」という学びの実践

日時:2024年11月21日(木)14:00~17:00
対面:駒場Iキャンパス 駒場国際教育研究棟314(KIBER)
言語:英語
講師:オリビア・ミーハン

アブストラクト

私たちは視覚的な刺激や情報に圧倒され、特にソーシャルメディアのフィードを通じて、慌ただしいペースで「時間を過ごす」ことを余儀なくされています。このワークショップでは、観想的な教育法と視覚的思考戦略を利用して、人文科学から自然科学まで幅広い分野に適用できる実践としての「注意を向ける」ことを促進する方法を探求します。ゆっくり見るという実践を通して、私たちはどのような詳細に気づき、そして、どのように批判的思考スキルと視覚知能の開発を助長できるのでしょうか?「見る」という練習を授業に周到に組み込むことで、アイデア、課題、そして私たちの周りの世界により効果的に注意を向けるためのフレームワークを学生に提供することができます。このワークショップでは、観想的実践の理想的な文脈として、アート作品や日常的なオブジェクトの使用について考えます。ある研究によると、ほとんどの人は一つのアート作品を見るのに8~20秒しか費やしません。ゆっくりと、一つのアート作品や物体を観想する時間を増やすと、アート体験やアイデアはどのように変化するでしょうか?また、人文科学以外の分野でアートはどのような役割を果たすことができるのでしょうか?このインタラクティブなワークショップでは、参加者にゆっくりと見つめ、観想する機会を提供し、アートとオブジェクトを組み込んだカリキュラムデザインを提案します。

講演者略歴

オリビア・ミーハン。メルボルン大学アーツ学部講師、オブジェクト介在型学習・アーツ教育イノベーション担当。近世ヨーロッパと日本における文化資料と思想の流通に焦点を当てた研究を行い、ケンブリッジ大学キングスカレッジで美術史の修士号と博士号を取得。ヴィクトリア&アルバート博物館で「革新的学びの創造プログラム」トレーニング修了。博士号取得後は美術館やギャラリーで働き、美術史の講義や学習指導を行う。現在は、観察、想像力、スロー・ルッキングに焦点を当てた研究をしている。

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