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【GFDイベント】高等教育におけるDEIを高める

掲載日:2024年10月22日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年11月22日 14時 — 17時
開催場所 駒場地区
会場 対面:駒場Iキャンパス 駒場国際教育研究棟314(KIBER)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_05_j.html
定員 20名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
参加は以下のURLからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwYSWws9E1gzsHKsumpSeBFcxY54M0HckxcrCtasoHwoEGTg/viewform?usp=sharing
申込受付期間 2024年10月21日 — 2024年11月11日
お問い合わせ先 gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

高等教育におけるDEIを高める:
先住民族の知識をカリキュラムに取り入れることを通して

日時:2024年11月22日(金)14:00~17:00
対面:駒場Iキャンパス 駒場国際教育研究棟314(KIBER)
言語:英語
講師:アンドレア・ドドバル、バーバラ・バインダー

アブストラクト

ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)は、高等教育の非常に重要な側面として世界的に認められています。先住民族の知識を取り入れることは、DEIの目標に向けた有効な取り組みです。植民地化に起因する継続的な社会的影響を背景として、オーストラリアの大学は、DEIの重要な基盤として先住民の知識をカリキュラム全体に深く組み込む必要性を認識しています。このワークショップでは、オーストラリアの高等教育が先住民族の知識をカリキュラムに深く組み込む必要性を認識するまでの経緯を説明し、これをオーストラリアの先住民族と非先住民族の経験に関連する歴史的、社会的、個人的な文脈の中で読み解きます。次に、視野を広げて、日本を含む世界中の高等教育システムにおいて、先住民族の知識に焦点を当てることの価値を見ていきます。さらに、先住民族の知識、存在、行動の様式を、多様な学問分野と教室での学習や教育活動に組み込む方法、および潜在的な障壁を克服する方法について、実践的なガイダンスとインタラクティブなワークを提供します。

講演者略歴

アンドレア・ドドバル。メルボルン大学アーツ学部講師。高等教育研究専門家として、教育と学習に関する豊富な知識と経験を持つ。高等教育政策とシステムが、対面とオンライン授業における学生と教員の経験に与える影響と、高等教育環境の公平性への影響に焦点を当てた研究をしている。以前、西オーストラリア州パースのカーティン大学で教鞭をとっていた時、バーバラ・バインダーとともに、オーストラリアの先住民の経験に着目した異文化間コミュニケーションに関する科目を開講。自身はメルボルン生まれの白人入植者女性で、長期にわたってブリテン諸島の祖先を持ち、相互尊重に基づいて構築されたシステムと関係に貢献することに情熱を注いでいる。

バーバラ・バインダー。西オーストラリア州出身の誇り高きワジュック、バラドン、ユエド・ヌーンガー族の女性。アボリジニ文化と遺産の豊かさと多様性を人々に伝え、グループ間の障壁を取り除き、相互尊敬と理解を育むための活動に従事。ヌーンガー族と彼らの文化的プロトコルを企業や政府のプロジェクトに結びつけるKarrda社のマネージング・ディレクター。2015年からカーティン大学で学習指導員として働き、ノートルダム大学の文化・社会人類学の博士号を持ち、アーティストでもある。高等教育では、自身が持つ企業、学術、芸術の経験を統合し提供することで、学生と教職員の学びの豊かさに貢献している。現在、ノートルダム大学研究員、およびエディス・コーワン大学「人々、土地、惑星センター」文化アドバイザー。

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